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アトレティコMFカラスコにプレミア強豪3クラブが関心か…契約解除金は約85億円

2022.06.24

プレミアリーグの複数クラブが関心を示すカラスコ [写真]=Getty Images

 アトレティコ・マドリードに所属するベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコに、プレミアリーグの複数クラブが関心を示しているようだ。23日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在28歳のカラスコは、母国のヘンクの下部組織やモナコの下部組織を経て、2012年にモナコのトップチームでプロデビューを果たした。2015年7月にはアトレティコ・マドリードに加入。中国へのレンタル移籍を経験しながら、同クラブでここまで公式戦219試合に出場し、37ゴール39アシストを記録している。2015年にデビューを飾ったベルギー代表では、56試合に出場し8ゴール12アシストという成績を残している。

 そんなカラスコに対し、プレミアリーグの強豪クラブが関心を示しているようだ。同紙によると、カラスコに関心を示しているのは、チェルシーマンチェスター・U、トッテナムの3クラブ。3クラブともアトレティコ・マドリードでのカラスコのパフォーマンスを高く評価しており、今夏の獲得の可能性を探るため、実際に動きを見せているという。アトレティコ・マドリードとの契約を2024年6月まで残すカラスコだが、プレミアリーグの3クラブにとって、6000万ユーロ(約85億円)に設定されている契約解除金を支払うことは、決して難しいことではないと同紙は指摘している。

 もっとも、アトレティコ・マドリードがカラスコを簡単に放出するとは考えにくい。アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督にとってカラスコは重要な戦力の1人であり、カラスコ本人もアトレティコ・マドリードでのプレーに満足しているとも伝えられている。しかし同紙は、カラスコとその代理人が、年俸の増額を含めた契約内容の更新をクラブ側に求めていることを指摘。カラスコ側の要求額に近い金額をクラブ側が提示できなかった場合には、同選手が移籍を検討する可能性もあるとの見方を示している。

 果たしてプレミアリーグの3クラブは実際に獲得に動き出すのだろうか。今後の展開に注目が集まる。

By サッカーキング編集部

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