4失点の大敗…前回王者レスター指揮官がFA杯4回戦敗退に悔恨「タフさが足りなかった」

　レスターを率いるブレンダン・ロジャース監督が、6日に行われたFAカップ4回戦ノッティンガム・フォレスト戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。

　昨シーズンのFAカップ王者のレスターは同大会4回戦でノッティンガム・フォレスト（2部）と対戦。敵地に乗り込んだレスターだったが、立て続けに3失点を許してしまう。40分にFWケレチ・イヘアナチョのゴールで1点を返して前半を折り返したものの、61分に4失点目。試合はこのまま1－4で終了し、ディフェンディングチャンピオンが4回戦で姿を消すことになった。

　まず、ロジャース監督は「スタートはうまくいったけど、ディフェンスの安定性に欠けた。悪い形で失点してしまい、直後の2失点目に動揺してしまったんだ」と悔恨。続けて「このような重要な試合、あるいはどのような試合においてもだが、特にアウェイでのダービーマッチでは威厳とフィジカルが必要。我々はそれを十分に欠いていた」と反省点を口にした。

　また、ロジャース監督は「何人かの選手たちはとてもよくやっているけど、私たちにはハングリー精神とフィジカルが欠けていた。そこが心配なところだ。今日はタフさが足りなかった」と心境を明かした。

　昨年12月に行われたプレミアリーグ第20節リヴァプール戦で1－0の勝利を飾ったレスター。10日に行われる同リーグ第24節リヴァプール戦を前に、ロジャース監督は「そのメンタリティでプレーすれば、アンフィールドでの試合は長い夜になるだろう。今シーズンのリヴァプール戦では結果やパフォーマンスで劣っていないことを示したけど、今日はそれに程遠いものだった」と勝敗の境界線はタフに戦うことができるか否かと語った。