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プレミアリーグ、今夏の移籍市場について知っておきたい5つのこと

2020.10.06

 10月5日、欧州主要リーグの夏の移籍市場がクローズした。クラブ史上最高額で成立した移籍や期限最終日に決まった移籍など、今夏も様々なドラマがあった。イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』は今夏のプレミアリーグの移籍市場に関するまとめ記事を掲載。今回はその中から、知っておきたい5つのトピックを紹介しよう。

※以下、日本円は6日時点のレートで換算

1. 5年連続の総額10億ポンド超え

『BBC』によると、プレミアリーグに所属する全20クラブの今夏の補強総額は、12億1800万ポンド(約1672億円)に上るという。3年前に記録した歴代最高の14億3000万ポンド(約1963億円)には及ばないものの、これで5年連続の“10億ポンド超え”を達成した。欧州5大リーグで補強総額が10億ポンドを上回ったのはプレミアリーグだけ。リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)に至っては、補強総額が4億ポンドにも達せず、10億ポンド超えを果たした昨季と比較すると50%以上のマイナスを記録した。

2. 補強の数は減少傾向

ワトキンス

アストン・ヴィラがクラブレコードの移籍金で獲得したワトキンス [写真]=Getty Images

この夏も金満っぷりを見せつけたプレミアリーグだが、補強の数自体はここ数年、減少傾向にあるようだ。『BBC』によると、今夏の選手獲得数は「102」。昨季と同じ数字だが、157件を記録した2014年以降は毎年のように数が減っている。今夏の期限最終日に獲得が決まったのも12選手と、ここ7年間で最も少なかった。また、クラブレコードの移籍金を記録したのは、アストン・ヴィラ(オリー・ワトキンス/2800万ポンド)やリーズ(ロドリゴ/2600万ポンド)など6クラブだけ。昨季は過半数の11クラブがこれまでの移籍金記録を更新する補強を行っていただけに、新型コロナウイルスの影響は少なからずあったと言える。

3. 選手獲得数が最も多かったクラブは?

リーズ

積極的な補強を行ったリーズ [写真]=Getty Images

『スカイスポーツ』によると、補強の数が最も多かったのは昇格組のリーズとフルアムだという。両クラブは、今夏だけで12人の新戦力をチームに加えた。しかし補強形態は大きく異なり、リーズは12人中11人を完全移籍で獲得したのに対して、フルアムは半分の6人がローン契約での加入となった。そのため、リーズは8450万ポンド(約116億円)、フルアムは2300万ポンド(約32億円)と、2クラブの支出額には3倍以上の差が生じている。これがピッチ上の結果にどう影響するのか、今後の戦いぶりに注目したい。

4. 最もお金を使ったクラブは?

『スカイスポーツ』によると、今夏、新戦力の獲得に最も多くの資金を投じたクラブはチェルシーだった。ドイツ代表MFカイ・ハフェルツ(←レヴァークーゼン/7580万ポンド)やイングランド代表DFベン・チルウェル(←レスター/5000万ポンド)らの移籍を次々に成立させ、総支出は2億2610万ポンド(約310億円)に達した。『BBC』によると、欧州5大リーグで補強に2億ポンド以上を費やしたクラブはチェルシーのみ。“1億ポンド超え”を記録したのも、マンチェスター・Cとバルセロナ(1億1200万ポンド)の2クラブだけだという。『スカイスポーツ』による、今夏の補強費トップ5のクラブは以下のとおり。

1位:チェルシー 2億2610万ポンド(約310億円)
2位:マンチェスター・C 1億4700万ポンド(約202億円)
3位:アストン・ヴィラ 8500万ポンド(116億円)
4位:リーズ 8450万ポンド(約116億円)
5位:ウルヴァーハンプトン 8360万ポンド(約115億円)

5. 今夏の最高額選手は?

ハフェルツ

レヴァークーゼンからチェルシーへ移籍したハフェルツ [写真]=Getty Images

『スカイスポーツ』によると、今夏の最高額選手はレヴァークーゼンからチェルシーに移籍したハフェルツ。移籍金は7580万ポンド(約104億円)を記録した。第2位はベンフィカからマンチェスター・Cに移籍したポルトガル代表DFルベン・ディアスで、移籍金は6500万ポンド(約89億円)だった。以下が『スカイスポーツ』による、今夏の移籍金ランキングトップ5。上位6選手のうち3選手がチェルシー勢というのが今夏を象徴している。

1位:カイ・ハフェルツ 7580万ポンド(約104億円) レヴァークーゼン→チェルシー
2位:ルベン・ディアス 6500万ポンド(約89億円) ベンフィカ→マンチェスター・C
3位:ベン・チルウェル 5000万ポンド(約69億円) レスター→チェルシー
4位:トーマス・パルティ アトレティコ・マドリード→アーセナル
   ティモ・ヴェルナー ライプツィヒ→チェルシー
   ディオゴ・ジョタ ウルヴァーハンプトン→リヴァプール
※4位の3選手共に移籍金は4500万ポンド(約62億円)

(記事/Footmedia)

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