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ブルガリアへの処分は“軽すぎ”か…英でUEFA批判「ベントナーはスポンサー入りの下着で…」

2019.10.30

ブルガリア代表のサポーター(左)とベントナー(右) [写真]=Getty Images

 UEFA(欧州サッカー連盟)がブルガリアサッカー連合(BFU)に科した処分が、イギリス国内で物議を醸しているようだ。

 処分の対象となったのは、14日に行われたEURO2020予選・グループA第8節のブルガリア代表対イングランド代表の一戦で、ブルガリアの一部サポーターがイングランド代表選手に対して人種差別などの問題行為を行った。BFUには、UEFAの大会におけるホームゲームで2試合の無観客試合を命じられたほか、ファンの人種差別行為による6万5000ポンド(約900万円)の罰金と、国歌斉唱時の妨害行為による1万ユーロ(約120万円)の罰金が科された。

 しかし、多くのイングランド人がこの処分は軽すぎると見ているようだ。元デンマーク代表FWニクラス・ベントナー(現コペンハーゲン)らを引き合いに、各方面からUEFA批判がなされている。

「2012年、ベントナーはスポンサー付きの下着を履いて8万ポンド(当時レートで約1000万円)の罰金処分に。2019年、ブルガリアは人種差別チャントで6万5000ポンドの罰金処分だ」(『ESPN』イギリス版)

「ベシクタシュはピッチに猫が乱入(※2018年のチャンピオンズリーグ・バイエルン戦)して3万ポンド(当時レートで約435万円)の罰金。ブルガリアのファンはナチス式敬礼もして、試合を2回も止めたのに6万5000ポンドだ」(TV司会者ジェイク・ハンフリー)

「これは驚いた。ベントナーは罰金8万ポンドで、人種差別チャントのブルガリアは6万5000ポンドか。算数をしてみよう…UEFAは悩ましいな」(元アストン・ヴィラMFイアン・テイラー氏)

「UEFAのブルガリアに対する罰則は十分ではない。人種差別がスポンサー入りのパンツよりも罰金が少ないなんて…優先順位が違うだろ。正直に言って、UEFAのお偉方は人種差別問題に本気で取り組む気がない」(eスポーツ選手スペンサー・オーウェン)

 ブルガリア戦以降、英国サッカー界では人種差別撲滅への機運がより一層高まっており、プレミアリーグでは第9節以降、NGO団体『Kick It Out』と協力して『No Room For Racism』運動を展開している。

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