2019.09.22

今夜激突! チェルシー対リヴァプール…対戦前に知っておきたい7つのこと

[写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 22日に行われるプレミアリーグ第6節では、6位チェルシーが本拠地スタンフォード・ブリッジに首位リヴァプールを迎える。国内外で幾度となく熱戦を繰り広げてきた両チームの対戦を前に、知っておきたい7つのトピックを紹介する。


写真=ゲッティイメージズ

プレミアでの対戦成績は互角


1907年の初対戦から数えて、公式戦での通算対戦回数は182回。リヴァプールが77勝42分け63敗と勝ち越している。プレミアリーグでの対戦に限定すると、20勝14分け20敗と全くの互角であり、得点数もチェルシーが「65」、リヴァプールが「64」とほぼイーブンだ。ただし、チェルシーはリーグ戦での最近9対戦で、リヴァプールを相手に1勝しかできていない(5分け3敗)。なお、そのうち8戦でリヴァプールを率いているのはユルゲン・クロップ監督で、同監督が記念すべきプレミア初勝利を収めたのは4年前のアウェイでのチェルシー戦だった。

27年間で77度目の対戦

1992-93シーズンのプレミアリーグ創設以降、両チームは欧州大会も含めて76回対戦。イングランドのプロサッカー界で最も多くの試合が行われているカードになる。直近の対戦は今季開幕直前に行われたUEFAスーパーカップ。“CL王者”のリヴァプールと、“EL王者”のチェルシーがトルコのイスタンブールで激突した。試合は2-2のままPK戦に突入。先攻のリヴァプールが5人全員成功させたのに対して、チェルシーは5人目のタミー・アブラハムのキックがGKアドリアンに阻まれ、CL王者が大会を制した。

チェルシーの“新エース”に注目

アブラハム
UEFAスーパーカップでPK戦の最終キッカーという大役を任されたアブラハムは、チェルシーユース出身の若手ストライカーだ。過去3シーズンはローン先で活躍、昨季はアストン・ヴィラでリーグ戦25ゴールを決めてチャンピオンシップ(イングランド2部)の年間ベスト11に選出された。チェルシーに復帰した今季はプレミアリーグで7得点を挙げており、第5節終了時点でマンチェスター・Cのセルヒオ・アグエロと並んで得点ランクのトップに立っている。前節のウルヴァーハンプトン戦ではハットトリックを達成し、これで3試合連続の複数得点をマーク。この試合で2ゴール以上を決めれば、2013年12月のルイス・スアレス(当時リヴァプール所属)が達成して以来、プレミア史上2人目の“4試合連続複数得点”を成し遂げる。

とにかく“若い”チェルシー

フランク・ランパード
今季開幕前、若手選手の積極的な起用を明言していたチェルシーのフランク・ランパード監督。プレミアリーグ開幕5試合を終えた時点で、21歳以下の選手に与えた出場時間は「960分」に達し、クラブ史上2番目の記録になるという。ちなみに、歴代最長はジョゼ・モウリーニョ政権1年目の2004-05シーズンに記録した「1170分」。もちろんこれは1年間トータルの記録なので、クラブレコード更新は時間の問題となっている。また今季のチェルシーは、アブラハム(7得点)、メイソン・マウント(3得点)、フィカヨ・トモリ(1得点)の3選手で11得点をマーク。スコアラー全員が「21歳以下」、そして「イングランド人」となっている。そもそもチェルシーでは、「21歳以下のイングランド人選手」が同一シーズンに得点を挙げること自体が珍しい。プレミアリーグが創設された1992-93シーズン以来、実に27シーズンぶりのことだとか! かつては「多国籍軍」も呼ばれたチェルシーに大きな変化が訪れているようだ。

CLの悔しさをバネに


17日に開幕したCLグループステージでは、両チームともに黒星を喫した。ホームにバレンシアを迎えたチェルシーは、1点ビハインドで迎えた87分にロス・バークリーがPKを失敗して0-1の敗戦。ナポリの敵地に乗り込んだリヴァプールも、82分にPKを献上して先制点を許すと、後半アディショナルタイムにも追加点を奪われて0-2の完封負けとなった。その試合から中4日で迎える今回の大一番。CL初戦を落としたショックを拭い去り、白星を掴むのはどちらのチームになるだろうか。

クロップ監督、プレミア150試合目の指揮

ユルゲン・クロップ
リヴァプールのクロップ監督にとっては、これがプレミアリーグ通算150試合目の指揮となる。ドイツ人指揮官は2015年10月8日に就任。過去149試合の成績は、91勝38分け20敗(勝率61%)となっている。17日のナポリ戦に敗れたものの、公式戦は最近46試合でわずか2敗(36勝8分け)。プレミアリーグは14連勝中で、トップリーグにおけるクラブ記録を更新中だ。節目の試合が行われるのは、プレミア初勝利を収めたスタンフォード・ブリッジ。縁起の良いスタジアムで勝利を飾ることができるのか要注目だ。

予想オッズは?

イギリス大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』は日本時間9月20日18時現在、チェルシーの勝利に「3.7倍」、リヴァプールの勝利に「1.95倍」、ドローに「3.7倍」というオッズを付けている。ホームアドバンテージを差し引いても、首位リヴァプールが優位と予想しているようだ。最近の対戦成績を見れば納得のオッズだが、チェルシーには首位チームから勝利を収めた回数がプレミアリーグ史上最多(18回)というデータもある。数々の名勝負を繰り広げてきた両チームの白熱した戦いに期待したい。

(記事/フットメディア)

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