2019.02.19

4. 実は隠れた“育成”の名門! 次世代のベストイレブンを選出してみた[チェルシー編]

次世代のチェルシーを担う選手たち [写真]=Getty Images
サッカーキング編集部

 チェルシーといえば“金満”というイメージが強いかもしれない。ロマン・アブラモヴィッチ氏のクラブ買収以降、世界トップクラスの選手たちが続々と加入し、2011-12シーズンにはついにチャンピオンズリーグ優勝を果たした。フランク・ランパードやディディエ・ドログバら、いわゆる“レジェンド”と呼ばれる選手たちの大半も移籍加入組。マウリツィオ・サッリが率いる現在のチームのレギュラーメンバーを見てみても、“生え抜き”と呼べる選手は誰一人としていない。

 チェルシーが強くなった理由は間違いなく補強によるものだ。しかしながら、FAユースカップ5連覇、UEFAユースリーグ2連覇など、育成でも確かな実績を残し始めており、近年では『イングランド最強のアカデミー』との呼び声も高い。そこで頭角を現した選手たちがトップチームに定着したという例はいまだ少ないものの、クラブとしての総合力は着実に上がってきている。

 クラブの未来を担う選手たちにスポットライトを当てる本企画は、今回が第4弾。現所属の若手でイレブンを組んでみたが、ほぼ“生え抜き”のこの11人で公式戦に臨む可能性は正直かなり低いだろう……(笑)。第1弾のバルセロナ編、第2弾のレアル・マドリード編とは比較せず、「こんなチェルシー、夢あるな~」くらいの気持ちで本記事を楽しんでいただきたい。

《選出ルール》
◎現在チームに所属している選手(U-23チーム、ローン移籍中の選手)に限定して選出を行う。
◎各選手は適正のないポジションには配置しない。
◎現チームが採用することの多い4-3-3を使用する。

GK ケパ・アリサバラガ

[写真]=Getty Images

年齢:24歳
国籍:スペイン

加入時の契約解除金はGK史上最高額の約103億円。クルトワの“後釜”として、今夏ブルーズの一員となった。すぐに定位置を確保すると、抜群の反射神経と高い足元の技術を武器に最後尾からチームを支えている。GKというポジション、クラブの期待値、支払った金額を考えれば、今後数年もゴールを守り続けるだろう。

DF デュジョン・スターリング

[写真]=Getty Images

年齢:19歳
国籍:イングランド/ジャマイカ

右サイドバックを本職としているが、センターバック、左サイドバック、中盤2列目、さらに最前線までもこなす万能戦士。2017年9月に行われたノッティンガム・フォレスト戦でトップチームデビューを飾った。2021-22シーズンまでの契約を結んでおり、現在はローン移籍で3部コヴェントリーに所属している。

DF アンドレアス・クリステンセン

[写真]=Getty Images

年齢:22歳
国籍:デンマーク

ボルシアMGへの武者修行を経て復帰を果たした昨シーズンは、公式戦40試合に出場し存在感を示した。サッリ体制では出場機会が激減しており、「今の状況は良いものではない」と移籍を見据えた発言もあったが、チェルシーは放出を容認せず。そのポテンシャルを考えれば未来のディフェンスリーダー候補の一人だ。

DF フィカヨ・トモリ

[写真]=Getty Images

年齢:21歳
国籍:イングランド/カナダ

8歳でチェルシーに入団した期待の生え抜きDF。対人守備の強さと正確なフィードが特長だ。2015-16シーズン最終節のレスター戦、ブラニスラヴ・イヴァノヴィッチとの交代でトップチームデビューも果たしている。現在はクラブの“レジェンド”フランク・ランパードが率いる2部ダービー・カウンティに所属している。

DF ジェイ・ダシルヴァ

[写真]=Getty Images

年齢:20歳
国籍:イングランド/ブラジル

身長は170センチと小柄だが、果敢なドリブル突破と巧みなテクニックでチャンスを生み出す攻撃的左サイドバック。昨シーズンはチャールトンで38試合に出場し、サポーターが選ぶ年間最優秀選手賞を受賞した。チェルシーの関係者は「彼はアシュリー・コールが20歳の時より素晴らしい」と高く評価している。

MF イーサン・アンパドゥ

[写真]=Getty Images

年齢:18歳
国籍:ウェールズ

ド派手なドレッドヘアーが目を引くが、得意ポジションは守備的MF、センターバックと堅実的。エクセター・シティで育ち、2017年7月にチェルシーへ移籍した。その2カ月後に早速トップチームデビューを果たし、17歳6日でクラブ最年少出場記録を打ち立てた。昨年9月に2023年までの新契約を締結している。

MF ルベン・ロフタス・チーク

[写真]=Getty Images

年齢:23歳
国籍:イングランド

トモリと同じく8歳でチェルシーに入団。世代を代表する選手としてクラブ、代表で活躍を見せてきた。クリスタル・パレスへのローン移籍を経て復帰すると、今シーズンはここまで自己最多の3得点をマーク。その実力を発揮し始めている。次世代のチェルシー攻撃陣をけん引する存在として、さらなる進化が待たれる。

MF メイソン・マウント

[写真]=Getty Images

年齢:20歳
国籍:イングランド

チェルシーではUEFAユースリーグを制し、イングランド代表としてもU-19欧州選手権で優勝。さらに自身はベストイレブン、大会MVPを受賞した。昨シーズンはフィテッセで8得点9アシストを記録し、年間最優秀選手に輝いている。プレミアリーグでの出場はいまだゼロだが、その実績が認められ昨年A代表に初招集された。

FW クリスティアン・プリシッチ

[写真]=Getty Images

年齢:20歳
国籍:アメリカ

プレミアリーグの複数クラブが関心を示していたが、移籍金約80億円でチェルシーが来夏の加入で合意した。まだ20歳ながらドルトムントでは公式戦100試合以上に出場。アメリカ代表でもすでに23キャップを数える。ウィリアン、ペドロがポジション争いを繰り広げる右FWで1年目からレギュラー獲得なるか。

FW カラム・ハドソン・オドイ

[写真]=Getty Images

年齢:18歳
国籍:イングランド

切れ味鋭いドリブルで好機を創る新進気鋭のアタッカー。プレシーズンマッチではインパクトを残したが、現在は満足のいく出場機会を得られておらず、バイエルン移籍を熱望しているようだ。チェルシーはその能力を高く評価しているが、いまだ新契約締結には至っておらず、状況が変わらなければ移籍を決断する可能性も……。

FW タミー・アブラハム

[写真]=Getty Images

年齢:21歳
国籍:イングランド

2016-17シーズンはブリストル・シティで23得点。今シーズンはアストン・ヴィラでここまで20得点とゴールを量産中。17年夏にチェルシーと契約延長で合意したが、依然としてローン移籍が続いている。「最終的な目標はチェルシーでプレーすること」と語っているが、未来の“エース”になるポテンシャルは十分だ。

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