チェルシーでともに仕事をしたモウリーニョ監督(右)とルカク(左) [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uは10日、エヴァートンからの獲得がすでに決まっていたベルギー代表FWロメル・ルカクと正式契約を締結したことを発表した。
ルカクとの契約期間は5年で、1年の延長オプションも盛り込まれている。イギリス各メディアの報道によると、マンチェスター・Uが支払う移籍金は7500万ポンド(約110億円)に達する模様。チェルシーらとの争奪戦を制し、巨額取引での移籍を実現させた。
ルカクの獲得が決まり、マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督は以下のようにコメントしている。クラブの公式HPが伝えた。
「ロメルはこのクラブに自然にフィットする選手だ。彼は真っすぐな性格の持ち主で、優秀な選手だよ。彼の加入は大きいね。チームの皆が彼を歓迎してくれるだろう。再び彼と仕事をするのが楽しみでならないよ」
モウリーニョ監督はチェルシーを率いていた2014年夏、当時はエヴァートンへレンタル移籍で加入していたルカクを完全移籍で放出した経緯がある。チェルシーは買い戻しオプションを盛り込まなかったために再獲得へ奔走することとなったが、失敗に終わった。結果的に、当時の決断が今回のマンチェスター・Uでの両者の再会につながったとも言える。
ルカクは1993年生まれの24歳。2011年にチェルシーに加入した後、ウェスト・ブロムウィッチへのレンタル移籍を経て2013年にエヴァートンへ移籍した。1年目はレンタル移籍でのプレーだったが、翌2014年夏に完全移籍へ移行。2015-16シーズンからの2年間でプレミアリーグ通算43ゴールを挙げる活躍を見せ、複数のビッグクラブが動向に注目していると報じられていた。
By サッカーキング編集部
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