大型トレードが噂されるルカク(画像手前)とルーニー(画像奥) [写真]=The FA/Getty images
マンチェスター・Uはエヴァートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカク獲得するために、イングランド代表FWウェイン・ルーニーを利用して交渉に臨もうと考えているようだ。5日付のイギリス紙『テレグラフ』が報じた。
今夏のエヴァートン退団が決定的となっているルカクに関しては、古巣であるチェルシーへの移籍が決定的との見方が強くなっている。しかし、チェルシーは未だにスペイン代表FWジエゴ・コスタの去就が不透明な状況であり、具体的なオファーを提示する段階には至っていないようだ。そのため、マンチェスター・Uはルカクの獲得をまだ諦めていない模様だ。
エヴァートンは以前から、マンチェスター・Uで出場機会を失っているルーニーの獲得を画策しており、ルーニーもエヴァートンが古巣であることから前向きな検討をしていると報じられてきた。そこでマンチェスター・Uは、ルカク獲得の交渉の中にルーニーの譲渡を含ませることを検討しているようだ。
マンチェスター・Uは、レアル・マドリード所属のスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得も同時に狙っているが、条件面から交渉は難航していると見られている。そこで、マンチェスター・Uはモラタよりもルカクの獲得を優先するのではないか、と同紙は伝えている。ルカク自身も、チェルシー時代に指導を受けたジョゼ・モウリーニョ監督との再会を希望していることもあり、交渉次第ではマンチェスター・U行きの可能性も十分にあるだろう。依然としてルカクはチェルシー行きの可能性が高いと見られているが、マンチェスター・Uはルーニーを利用してルカク獲得レースを制することができるだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト