今季はサンダーランドでプレーしたヤヌザイ [写真]=Getty Images
レアル・ソシエダからオファーを受けているベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイについて、マンチェスター・Uは買い戻し条項を契約に盛り込んだ形での放出を希望しているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が19日に報じている。
ジョゼ・モウリーニョ監督の構想外となり、今シーズンはサンダーランドへレンタル移籍で加入していたヤヌザイ。かつては“神童”とも称された22歳は、昨シーズンのドルトムントも含め、なかなか活躍できない状態が続いている。
ヤヌザイは今夏の移籍市場でマンチェスター・U退団の可能性を報じられており、レアル・ソシエダが移籍金880万ポンド(約12億5000万円)を提示して獲得を狙っているという。マンチェスター・U側の提示額を充足するだけに、移籍にあたって金銭面の障害はないと見られている。
だが今回の報道によると、マンチェスター・Uはヤヌザイを放出する際、契約に買い戻し条項を盛り込むことを望んでいるという。将来的な復帰を見込んでいるということで、今もなお、同選手への期待は大きいようだ。
なおヤヌザイに対しては、日本代表DF酒井宏樹のマルセイユも関心を示していると報じられている。果たして、新天地はどのクラブになるだろうか。