多くのクラブからの関心が噂されるJ・ロドリゲス [写真]=Getty Images
移籍が噂されるレアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの獲得に、プレミアリーグ王者のチェルシーも興味を示していることが明らかになった。スペイン紙『アス』が報じている。
先週のスペイン紙『マルカ』の報道によれば、J・ロドリゲスの退団は既定路線。パリ・サンジェルマンをはじめ、バイエルン、アーセナル、マンチェスター・U、そしてインテルと、5クラブによる争奪戦になるのではないかと見られていたが、今回その獲得レースにチェルシーも参戦したと伝えられている。
チェルシーは就任初年度でリーグ優勝を達成したアントニオ・コンテ監督の下、来シーズンのチームプランを積極的に考えている最中。一部報道ではスペイン代表FWジエゴ・コスタ、スペイン代表MFセスク・ファブレガスの退団がすでに決定しているとも伝えられている。
コンテ監督はD・コスタ、ファブレガスに代えて、レアルマドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタ、そしてJ・ロドリゲスを獲得することを目指しているようだ。しかしモラタはかつての“恩師”ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるマンチェスター・Uへの移籍が濃厚と見られており、チェルシーはJ・ロドリゲスの獲得に本腰を入れているという。
チェルシーは今冬の移籍市場でも同選手にラブコールを送っていた。当時は移籍直前のところで、チームメイトのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに引き留められたとの噂もある。
現在25歳のJ・ロドリゲスは2014年7月に推定8000万ユーロ(約100億円)でレアル・マドリードに加入。今シーズンのリーガ・エスパニョーラでは22試合に出場し、8得点を挙げたが、そのうち先発出場したのは13試合、チャンピオンズリーグ決勝ではベンチ外など、思うような活躍を残せていなかった。