サンダーランドで孤軍奮闘するピックフォード [写真]=Getty Images
サンダーランドのデイヴィッド・モイーズ監督が、同クラブに所属するU-21イングランド代表GKジョーダン・ピックフォードの移籍の噂についてコメントしている。イギリスメディア『BBC』が19日付で伝えた。
現在、サンダーランドはプレミアリーグの最下位に沈んでいる。すでに来シーズンの2部降格が決定しており、主力選手の流出は必至との見方も強い。低迷するチームにおいて奮闘を見せている守護神・ピックフォードにも、複数クラブからの関心が報じられている。
エヴァートンが同選手に対して移籍金1500万ポンド(約21億7000万円)でのオファーを準備しているとの噂について、同メディアはモイーズ監督のコメントを紹介し、移籍へのハードルが高いことを伝えた。
「本当に、本当に高額なオファーが必要になるだろう」
「私は非常に低い金額について耳にしたけれど、それでは意味がないだろうね」
モイーズ監督はこのように語ると、3000万ポンド(約43億4000万円)程度を要求するのかという質問に対して「そうだね」と回答。高額な移籍金を要求することを示唆している。
なお、仮に3000万ポンドでの移籍が成立すれば、ユヴェントスが2001年7月に当時パルマに所属していたイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンを獲得する際に支払った移籍金3300万ポンド(当時のレートで約56億円)に次ぐ、GKとしては史上2番目の記録になることも、同メディアは併せて伝えた。