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レーヴ監督、シュヴァインシュタイガーを労う「マンUに全てを捧げていた」

2017.03.22

シュヴァインシュタイガー(左)と深い信頼関係で結ばれるレーヴ監督(右) [写真]=Lars Baron/Bongarts/Getty Images)

 22日、ドイツ代表はイングランド代表との親善試合に臨む。ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督は、マンチェスター・UからMLS(メジャーリーグサッカー)のシカゴ・ファイアーへの移籍が決定した元同国代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーにエールを送った。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 2015年にマンチェスター・Uに加入したものの、今シーズンから就任したジョゼ・モウリーニョ監督の下で構想外となり、出場機会を得られていなかったシュヴァインシュタイガー。「マンチェスター・Uで得た多くの友人たちと別れるのは寂しいが、シカゴ・ファイアーでチャレンジすることを認めてくれたクラブに感謝している」とコメントし、移籍を発表。早ければ来週中ごろにも新チームに合流するとみられている。

 昨夏のユーロ2016終了後に代表引退を発表した同選手だが、これまでに4度のユーロ、そして3度のワールドカップに出場。レーヴ監督は“元・教え子”に対して、ねぎらいの言葉を送った。

「数週間前に話したが、彼はマンチェスター・Uに対して持てる力を全て捧げたと言っていたよ。自分には何ができるか、ということを(モウリーニョ)監督にもしっかりアピールしていたようだ。しかし残念ながら結果には結びつかなかった。そして彼はまた大都市に新天地を求めた。大都市にいれば、地方に比べてプライベートでもそれほど注目を浴びないという点も気に入っているようだね」。

 「アメリカという国が新しい体験をもたらしてくれるだろう。いつも彼の幸運を祈っている」と語り、2人の絆の強さをうかがわせた。

 ドイツ代表はMFメスト・エジル(アーセナル)、MFユリアン・ドラクスラー(パリ・サンジェルマン)、FWマリオ・ゴメス(ヴォルフスブルク)に加え、GKマヌエル・ノイアー(バイエルン)も欠場する見込み。一方で、昨年8月に代表引退を表明したFWルーカス・ポドルスキ(ガラタサライ)が復帰し、キャプテンとして代表ラストマッチを飾る予定だ。

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