ヴァーディ(右)と衝突して退場したセビージャMFナスリ(左) [写真]=Getty Images
セビージャに所属するフランス人MFサミル・ナスリが、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを非難した。15日付のイギリス紙『デイリーミラー』など複数のメディアがコメントを伝えている。
セビージャは14日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでレスターと対戦。セビージャ2点ビハインドで迎えた74分、ナスリとヴァーディがファールをきっかけに頭を突き合わせて衝突し、両者にイエローカードが提示された。2枚目となったナスリは退場し、そのままセビージャは0-2と敗れ、2試合合計2-3と逆転負けを喫した。
ナスリはヴァーディについて「僕としては、彼は詐欺師だ」と痛烈に非難。「僕たちは顔と顔を合わせ、それから彼は地面に倒れた。彼から僕の方に顔を寄せてきて、倒れたんだよ。上手く演技したね」と続け、皮肉を込めて“演技”だったと語った。
また、「僕は彼に触れていない。僕の頭では何もしていないんだ」と自分の行動に問題はなかったと弁明。「彼に話しかけたかったけど、あまりにたくさんのカメラと警備員がいた。来年のことを考えなければいけなかったからね、大きな出場停止になるわけにはいかない」と、冷静に対応したと明かした。
さらに、「もしも彼が外国人だったら、イングランドの人たちは彼がずるかったと言うだろう。ファールか何かの後に彼が僕を押してきた。『何だい?』と口にしたら、こんなことになってしまったんだ。よく考えて、無視すべきだったね」と、退場に繋がった一連の流れを説明した。
By サッカーキング編集部
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