4日のリヴァプール戦に出場したGKチェフ [写真]=Getty Images
4日に行われたプレミアリーグ第27節リヴァプール戦でアーセナル所属の元チェコ代表GKペトル・チェフは、革新的なデザインで、従来のものには見られない機能を有する新たなGKグローブをお披露目した。6日付のイギリス紙『サン』が伝えている。
チェフの着用したプーマ社製の『evoDISC』は、価格は120ポンド(約1万6700円)で長手袋ように前腕の中ほどまでを覆うデザインとなっている。さらに、より高いホールド性を出すために、従来のマジックテープではなく、回すとワイヤーが締まったり緩んだりする“DISC”が取り付けられていることが最たる特徴となっている。
プーマ社の公式プロモーションによると、「手首までのびた高いグリップ力のあるラテックス(合成ゴム)が強烈なシュートを止めることを可能にする」とのことだが、このグローブとチェフのコンビではチームの不調を止めるには至らなかったようだ。初着用となったリヴァプール戦では1-3で敗れており、これで直近のリーグ戦、4試合で3敗を喫する結果となっている。
7日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のセカンドレグで、ホームにバイエルンを迎えるアーセナル。ファーストレグでは5-1で敗れており、わずかな望みをつなぐためには1失点も許されない状況だ。厳しい戦いが予想されるが、守護神のチェフは新たなパートナーとともにまずはバイエルン攻撃陣のシャットアウトを目指したいところだ。
(記事/Footmedia)
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