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エースにも中国から触手…コンテ監督「オスカルとミケルで終わってほしい」

2017.01.07

コンテ監督(左)がD・コスタ(右)の売却を拒否する意向を示唆した [写真]=Chelsea FC via Getty Images

 チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督が、中国からの関心が伝えられたスペイン代表FWジエゴ・コスタについて、売却しない意向を示唆した。イギリス紙『デイリーメール』が6日付で伝えている。

 チェルシーは今冬の移籍市場でブラジル代表MFオスカルが上海上港へ、ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルが天津泰達へ、それぞれ移籍した。“爆買い”の猛威にまさにさらされている同クラブだが、さらに天津権健がD・コスタの獲得に向けて8000万ポンド(約115億円)もの移籍金を用意していると報じられていた。

 これを受けて、コンテ監督は会見で「私はミケルの移籍によって中国との取引が終了することを願っている。中国からのオファーがオスカルとミケルで終わることを願っているし、今のチームのメンバーが残ることがとても重要だ」とコメント。これ以上の選手の流出は避けたい意向を示している。

「私は非常に良く機能しているチームを率いている。こういう選手たちと一緒に仕事をすることを嬉しく思っているよ」と、同監督は選手たちへの信頼を口にした。今シーズン、リーグ制覇に向けて好調を維持するチェルシーだが、果たしてエースの流出を阻止することはできるだろうか。

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