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「全てが違った」…レアル在籍時代を振り返るエジル、ベストフレンドは?

2016.11.12

レアル・マドリード在籍時代のエジル [写真]=Getty Images

 アーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジルが、レアル・マドリード在籍時代を振り返った。10日付のスペイン紙『アス』などが報じている。

 今シーズンの公式戦ですでに7ゴールをマークするなど好調を維持しているエジル。現在は同クラブとの契約延長交渉に注目が集まっているが、前所属のレアル・マドリードで感じたビッグクラブの宿命について語っている。

 2010年の南アフリカワールドカップ終了後、ブレーメンからレアル・マドリードへ移籍することとなったエジル。同紙によるとエジルは当時を振り返って、「ワールドカップが終わったら、たくさんのビッグクラブが僕を欲しがった。その中でも特にモウリーニョ(当時のレアル・マドリード指揮官)がね。僕は彼と電話で話した。彼は僕を選手としてどう思っているのか言ってきたよ。そして僕のプレーから望むこともね。だから僕は彼と彼の言葉すべてを信じてレアル・マドリードへ移ったんだ」とコメント。移籍の舞台裏を明かした。しかし、「全てが違ったんだ」と続け、その後の現実がエジルの思い描いていたものと異なっていたとした。

 加入初年度の2010-11シーズンは、リーガ・エスパニョーラ36試合に出場。レアル・マドリード通算では公式戦159試合でプレーしたエジルだが、その中で「プレッシャーをコントロールする方法を学んだ」という。同選手は「レアル・マドリードは全ての試合に勝たなくてはならない。10連勝しても、ホームで小さなチームに引き分けてしまうとプレッシャーがかかり始める」と語り、ビッグクラブに所属する選手特有の体験を明かした。

「良い友情が築けた」と当時の所属選手との関係性についても言及したエジル。中でも、「ベストフレンドはセルヒオ・ラモスさ。僕らは未だに定期的なコンタクトを取っているよ。僕にとっては世界最高のディフェンダーだね。素晴らしい男で、偉大な性格の持ち主さ。あと、良い歌手でもある。素晴らしい声を持っているんだよ」と続け、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが親友であることを口にした。

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