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モウリーニョ監督、リヴァプール戦で審判に脅迫的発言 罰金処分が決定

2016.10.28

記者会見で審判団への不適切な発言をしたモウリーニョ監督 [写真]=Man Utd via Getty Images

 マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、リヴァプール戦での審判団への発言が理由で罰金処分を受けることとなった。イギリス紙『ガーディアン』が27日付で伝えている。

 プレミアリーグ第8節が17日に行われ、マンチェスター・Uは敵地アンフィールドでリヴァプールと0-0のスコアレスドローに終わった。

 この試合の直前に行われた記者会見で、モウリーニョ監督はこの日主審を務めることになっていたアンソニー・テイラー氏について、「テイラー氏は非常によいレフェリーだ。だが、彼がよいパフォーマンスを発揮するのを妨げるようなプレッシャーを、誰かが意図してかけているように感じている」と発言していた。

 この発言をイングランド・サッカー協会(FA)が問題視。審判団への不正行為とみなし罰金処分を科すことになった。

 FAは27日、「2016年10月17日の月曜日に行われたマンチェスター・Uとリヴァプールの試合において、ジョゼ・モウリーニョ氏が当該試合の審判に向けて不正な発言をした。そのため同氏に罰金を科すことにする。試合に対する敬意を欠いた彼の発言は不適切であると申し立てられ、FAの規則E3に違反していると判断された。モウリーニョ氏は2016年10月31日の月曜日午後6時までに罰金を支払う必要がある」という公式コメントを発表している。

 試合前のインタビューでの脅迫的な発言に関する罰則は2009年に導入されており、今回の処分はその罰則に沿った形で行われた模様。今回の罰則に関し、FAは「クラブは監督、選手、関係者に以下のように通達する必要があるだろう。試合前、その試合の審判団について発言をすることは許されていない。そのような発言は不適切だとみなされ、今回のような処分を受けることになるだろう」とコメントしている。

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