10歳の脳性麻痺を患う少年にファンサービスしたイブラヒモヴィッチ [写真]=AMA/Getty Images
マンチェスター・Uの選手たちが、2日に行われたプレミアリーグ第7節ストーク戦の直後、脳性麻痺を患う子どもに豪華なファンサービスを行っていたようだ。4日付のイギリス紙『デイリーミラー』が伝えている。
脳性麻痺を患う10歳の少年ロケット・ダンくんは、祖母とともにストーク戦の後にマンチェスター・Uの選手たちと写真を撮るために待機。すると、19人もの選手がファンサービスに応じ、サインや写真撮影を行ったという。
少年の祖母は「イブラヒモヴィッチに会った時は、特にロケットの顔が驚いていたよ。彼は、ユナイテッドに来る前からイブラヒモヴィッチのことを愛していたけど、話すことができるなんて信じられなかったんだと思うわ」と、特に感激していたのは、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチに会った時だったと明かした。
また、一緒にいた祖母の友達は「ロケットくんはとても興奮していたけど、感情を表現するのが難しいの。それでも、手足をばたつかせて感情を露わにしていたよ」と興奮気味に話し、ロケットくんの様子を説明した。
同紙によると、3年前に最愛の母を亡くしているというロケットくん。親権を託された祖父母夫婦は少しでも励みになるようにと、ロケットくんを毎試合のようにマンチェスター・U戦に連れて行っているようだ。