9月27日のレアル戦では1ゴールを決めたオーバメヤン [写真]=NurPhoto via Getty Images
ドルトムントに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、今夏の移籍市場でマンチェスター・Cへの加入が目前に迫っていたことを明かしつつ、レアル・マドリードへの思いを語った。フランス誌『オンズ・モンディアル』でのコメントを、スペイン紙『アス』が引用して伝えている。
今夏の移籍市場で複数クラブからの関心を報じられていたオーバメヤンは「マンチェスター・Cとの契約が目前まで迫っていたんだ。父親がクラブと話をして、交渉を行っていたよ。でも、成立しなかったね」と、マンチェスター・C移籍に近づいていたことを明かした。
そのうえでオーバメヤンは、レアル・マドリードへの思いを語った。同選手は以前から、レアル・マドリード加入を「子どもの頃からの夢」と表現するなど、強い憧れを持っていることを隠していない。先月27日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で同クラブと対戦した後、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドから譲り受けたユニフォームを息子が笑顔で持っている写真をインスタグラムに投稿した。
オーバメヤンは「レアル・マドリードは心の中にあるクラブだ。いつか、そこでプレーすると祖父と約束したんだよ。もし彼らが自分のことを欲してくれたら、(レアル・マドリードへ)行くことになるだろう。そうでなかったら(獲得を望まれなかったら)、アンラッキーだね」と、改めて同クラブへの思いを強調した。
またオーバメヤンは、パリ・サンジェルマンから継続してオファーを受けていることも明かした。「ドルトムント1年目を終えた時から、ほとんど毎年の夏に(パリ・サンジェルマンとの)接触がある。でも、フランスに戻ってプレーすることには特に魅力を感じないんだ。彼らがチャンピオンズリーグを制覇する野望を持っていて、自分のような選手に関心を持っていることは確かだよ」と、同クラブへの移籍を否定している。
マンチェスター・Cやパリ・サンジェルマンからの関心を明かしつつ、改めてレアル・マドリード移籍希望を強調したオーバメヤン。「子どもの頃からの夢」が叶う日は来るだろうか。
By サッカーキング編集部
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