ハル戦でPKを失敗したA・サンチェス [写真]=Getty Images
アーセナルの指揮を執るアーセン・ヴェンゲル監督が、チリ代表FWアレクシス・サンチェスを注意した模様だ。23日付けのイギリス紙『デイリー・ミラー』が報じている。
17日に行われたプレミアリーグ第5節のハル戦でPKを獲得したアーセナルだったが、キッカーを務めたA・サンチェスのシュートは相手GKに阻まれてゴールを奪えなかった。
この件に関してヴェンゲル監督は、同選手を注意したようだ。アーセナルはチーム内のルールで、PKキッカーの優先順位を決定しており、A・サンチェスはスペイン代表MFサンティ・カソルラ、イングランド代表FWテオ・ウォルコットに次いで3番手だという。ハル戦ではカソルラとウォルコットが出場していたにも関わらず、A・サンチェスがルールを無視してPKを蹴り、失敗に終わった。
なおA・サンチェスは同試合、2ゴールをマークするなどPK失敗を帳消しにする活躍を見せている。チームも4−1で勝利したため、失敗が結果に直接影響をあたえることはなかった。しかし仮にスコアが拮抗していれば、PKの失敗から勝ち点を失うことにもなりかねない。アーセナルは24日にチェルシーとのビッグ・ロンドン・ダービーを控えており、大一番を前に指揮官がルールを守るように注意したようだ。