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モウリーニョ、ダービーでの審判の判定に苦言「2つの決定に失望している」

2016.09.11

マンチェスター・Cに敗れて肩を落とすマンチェスター・Uのモウリーニョ監督(左) [写真]=Man Utd via Getty Images

 プレミアリーグ第4節が10日に行われ、マンチェスター・Uとマンチェスター・Cが対戦。試合後、マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督が審判の判定に対して苦言を呈した。同日、同クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 試合はマンチェスター・Cがケヴィン・デ・ブライネとケレチ・イヘアナチョのゴールで2点を先行。前半終了間際にズラタン・イブラヒモヴィッチの得点でマンチェスター・Uが前半のうちに1点を取り返したが、そのまま試合は終了し、マンチェスター・Cが今シーズン最初の“マンチェスター・ダービー”で勝利を収めた。

 しかしながら、後半1点を追っていたマンチェスター・Uにとっては不可解な判定がいくつかあった。モウリーニョ監督はそれについて言及し、「私はマーク(クラッテンバーグ主審)の2つの決定に非常に失望している」と、この試合の主審を務めたマーク・クラッテンバーグ氏に苦言。後半に起きた2つの重大なシーンを具体的に振り返った。

「1つ目は(クラウディオ)ブラボのルーニーへのファール。あれはレッドカードで、PKが与えられるべきものだ。しかし恐らく審判は、その判定が試合にもたらす結果を考慮したのだろう」

ルーニー(右)にタックルを仕掛けるブラボ(左) [写真]Man Utd via Getty Images

ルーニー(右)にタックルを仕掛けるブラボ(左) [写真]Man Utd via Getty Images

「もう1つの判定ミスもペナルティ絡みだ。オタメンディが肘を使った場面。自分の前に来ると思っていたクロスが後ろに来たために、肘でボールを止めた。明らかにペナルティをとられて然るべきもので、我々にとっては不当な判定だった」

 それでも、チーム自体にも問題があったと主張。「立ち上がり、何人かの選手は集中力がなく、実力をはるかに下回るプレーだった。時に選手は監督を失望させ、時に大きなサプライズをくれる。それは彼らの落ち度ではなく、私の落ち度だ。私がチームを選択しているのだからね」と、パフォーマンスが低い選手がいたと認め、自身の起用法を責めた。

 次節、マンチェスター・Uは18日に敵地でワトフォードと、マンチェスター・Cは17日にホームでボーンマスと対戦する。

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