昨季はミランで活躍できなかったバロテッリ。ニースで復活を目指す [写真]=Getty Images
リーグ・アン(フランス1部)のニースは8月31日、リヴァプールに所属するイタリア人FWマリオ・バロテッリの加入を発表した。
#BenvenutoMario pic.twitter.com/gxwatH7xDm
— OGC Nice (@ogcnice) August 31, 2016
バロテッリの加入にあたり、ニースのジャン・ピエール・リヴェール会長は「マリオを迎えることができて非常に喜んでいるよ。ニースでは試合を行う喜びを見出せると思う。家族のような雰囲気があるからね。そう願っているよ」とコメント。「我々はまだ発展途上のクラブで、歩みを止めていない。良いシーズンになってほしいと考えている」と続けている。
なお、バロテッリは9月1日から練習に参加し、2日に加入会見を行う予定。移籍形態については発表されていないが、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、リヴァプールを退団したうえでのフリートランスファーでのニース加入と報じられている。
"Bonjour Nice, Garibaldi m'a envoyé. Merci @ogcnice"@FinallyMario sur #Instagram pic.twitter.com/fSz0L9CZTL
— OGC Nice (@ogcnice) August 31, 2016
現在26歳のバロテッリは2014-15シーズンにリヴァプールに加入したが、プレミアリーグ16試合出場1ゴールを記録するにとどまった。古巣・ミランにレンタル移籍で加入して再起を図った昨シーズンもセリエAで20試合1ゴールと活躍できず。今夏はリヴァプールに戻ってトレーニングを行っているが、ユルゲン・クロップ監督の構想外となったことで退団が確実視されていた。
ニースは昨シーズン、リーグ・アンを4位で終える好成績を収めた。同クラブは中国とアメリカの投資家に買収されており、移籍市場に資金を投じる可能性が報じられていた。今シーズンはリーグ・アン第3節を終えて2勝1分けの勝ち点7、3位と上々のスタートを切っている。
「“スーパー・マリオ”バロテッリがニースへ!」との見出しで加入を発表した同クラブ。ヨーロッパリーグに出場する今シーズン、バロテッリは新天地でどのようなプレーを見せるだろうか。