FOLLOW US

ヴェンゲル監督、FWペレスについて言及 “第2のヴァーディ”獲得なるか

2016.08.27

デポルティーボに所属するルーカス・ペレス [写真]=Getty Images

 アーセナルの指揮を執るアーセン・ヴェンゲル監督が、獲得が噂されるデポルティーボのスペイン人FWルーカス・ペレスに関して言及した。コメントをイギリスメディア『スカイスポーツ』が27日に伝えている。

 ペレスは昨シーズンのリーガ・エスパニョーラで17得点を記録し、この夏の移籍市場でアーセナルへ移籍するのではないかと報じられている。同選手獲得のためにアーセナルは1710万ポンド(約23億円)を支払うことになる見込みだ。

 ストライカーの補強を狙っていたアーセナルは、レスターに所属するイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの獲得に迫ったが、最終的には選手が残留を決断し、移籍交渉は破談に終わっていた。

 加入が噂される27歳のペレスは、ヴァーディに似た経歴を持った選手だ。2010年にラージョ・バジェカーノの下部組織からトップチームに昇格したものの活躍できず、ウクライナのカルパティ・リヴィヴやディナモ・キエフ、ギリシャのPAOKを渡り歩いた後、2014年にレンタル移籍でデポルティーボから母国復帰。1シーズンで21試合6ゴールを挙げた同選手は昨夏、完全移籍を勝ち取り、2年目にはリーグ戦で17ゴールを挙げる活躍を見せて、大きな注目を集めた。下部リーグから代表まで上り詰めた経歴を持つヴァーディと同じく、順風満帆とはいえないキャリアを歩んできた選手だ。

 ペレスとヴァーディの比較に関する話題が出るとヴェンゲル監督は「好きな選手だね。遅咲きで、複数のポジションをこなし、そして成功の道へと躍り出たんだ」とペレスの経歴を振り返り、「連携、フィニッシュも質が高いと思う。取引が完了できるか、様子を見てみよう」と高い評価を明らかにしている。

 アーセナルはプレミアリーグ開幕2試合を終えて未だ勝利がない。27日に予定されている第3節では、ワトフォードとのアウェーゲームに挑む。

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO