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終幕迫る移籍市場 英紙が特集、“獲得可能なスター選手”10人とは

2016.08.20

“獲得可能な10人”の中に挙げられたシュヴァインシュタイガー、Y・トゥーレ、J・ロドリゲス、セスク(左から) [写真]=Getty Images

 今夏の移籍市場は終了まで2週間を切った。マンチェスター・U復帰が決まったフランス代表MFポール・ポグバやユヴェントスへ移籍したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインなど、巨額の取引が成立した今夏。イギリス紙『デイリーメール』は19日、「まだ獲得可能なトップスター10人」と題し、移籍市場の終盤に注目すべき10選手を紹介した。

 同紙が列挙したのは「高額の移籍金が必要」だが「まだ獲得可能な」選手たち。まずはレアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの名前が挙げられた。同選手については、ジネディーヌ・ジダン監督の戦術にフィットしていないことから放出を検討されているものの、6900万ポンド(約90億4000万円)もの移籍金が障壁となっていると伝えられた。

 続いてはマンチェスター・Uのドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーだ。代表引退を表明した同選手はジョゼ・モウリーニョ監督の構想外となっているため、比較的安価で獲得可能とされている。ただ、32歳という年齢と負傷のリスクを考慮しなければならないとも記された。

 チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスも紹介された。同選手は15日に行われたプレミアリーグ第1節のウェストハム戦で先発メンバーから外れ、ベンチで試合終了を見届けた。アントニオ・コンテ新監督のリーグ初戦で出場機会を得られなかったことで、移籍の可能性を報じられている。

 さらにチェルシーからはもう1人、フランス代表FWロイク・レミーの名前も挙がった。同選手は2014年夏から同クラブに所属しているが、昨シーズンはプレミアリーグで1ゴールを挙げるにとどまった。チェルシーはベルギー代表FWミヒー・バチュアイを獲得し、エヴァートンの同FWロメル・ルカクに関心を示していると伝えられているだけに、レミーの居場所はないと考えられているようだ。

 そしてリヴァプールからはフランス代表DFママドゥ・サコが“放出候補”として挙げられた。同選手は今年4月に浮上したドーピング疑惑こそ解決したものの、度重なる遅刻によってプレシーズンのアメリカツアーから追放された。ローマやベシクタシュからの関心が伝えられたが、負傷の影響もあってリヴァプール残留が有力とも記されている。

 上記5選手に加えて、『デイリーメール』はマンチェスター・Cの5名を列挙。今回のリストの半数を埋めた。ジョゼップ・グアルディオラ監督の就任と大型補強で改革が進む中、コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレと同FWウィルフリード・ボニー、フランス代表DFエリアカン・マンガラ、さらに同MFサミル・ナスリとイングランド代表GKジョー・ハートの名前が並んでいる。先の3選手は以前も放出候補として報じられ、ナスリはグアルディオラ監督から“太りすぎ”であると指摘されて戦力構想外になりつつある。そしてハートは、バルセロナからチリ代表GKクラウディオ・ブラボが加入することに伴い、新天地を求めると報じられている。

 残りわずかとなった今夏の移籍市場期間。終盤に大物選手の移籍が実現することはあるだろうか。

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