レスターでプレーするマフレズ。今夏の去就に注目が集まっている [写真]=Getty Images
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが、移籍騒動について胸中を明かした。大手メディア『ESPN』が15日付で伝えている。
昨シーズンは公式戦39試合で18得点10アシストを記録し、イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)が選ぶ年間最優秀選手にも選出された25歳のマフレズ。アーセナルへの移籍話が報道されるなど今夏の去就に注目が集まっている。
そんなマフレズは、フランスメディア『フランス・フットボール』のインタビューで、「プレミアリーグは素晴らしいリーグだ。できる限りこのリーグに留まっていたいと思う。今のところ、オファーが来たとして、移籍を考えるクラブは世界中を見渡しても2、3クラブだけしかない。僕が言おうとしていることはわかるよね」と語り、プレミアリーグ以外の限られた強豪クラブにしか興味がないと仄めかしている。
また、元チームメイトであるフランス代表MFエンゴロ・カンテと再会するためにチェルシーのホテルを訪れたという報道については、「タブロイド紙について気にしすぎることはない。その世界には興味がないからね。サッカーをした後は家に帰るだけさ。イングランドでは誰もがそれに夢中だ。先週の日曜、僕たちはチェルシーと同じホテルに泊まっていただけなんだ。それだけの話だよ。彼らは小さな出来事に意味を見出してしまうだけだ」とコメント。メディアが大袈裟に報じているだけだとし、チェルシー移籍の可能性を一蹴した。
さらに、レスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督については、「彼はよく面倒を見てくれ、大きな自信を僕に与えてくれた。試合では厳しい規律を叩き込んでくれたね。その結果、昨年は狂ったように守備に奔走したよ。誰か一人でも守備を怠ったら負けるんだ、ということを彼は教えてくれた」と語っている。
By サッカーキング編集部
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