チェルシーへの移籍が現実味を帯びてきたFWルカク [写真]=Getty Images
エヴァートンが、ベルギー代表FWロメル・ルカクに対するチェルシーからのオファーを受け入れたようだ。29日付けのイギリス紙『デイリーミラー』が報じている。
ルカクに関しては予てからビッグクラブへの移籍が噂されてきたが、一方で残留報道が出るなど、ここのところ去就が話題になっている。古巣・チェルシーは同選手獲得のため、移籍金として5700万ポンド(約77億円)のオファーを出したようだ。
同紙によれば、これまでチェルシーからのオファーを却下していたエヴァートンが、ついにこれを受諾したようだ。ルカクの移籍金はクラブ記録の7500万ポンド(約101億円)に設定されていたが、ルカクのチェルシー復帰への気持ちが強いことから、提示を受け入れたようだ。
今夏からチェルシーの指揮を執るアントニオ・コンテ監督は、すでにマルセイユからベルギー代表FWミヒー・バチュアイをチームに加えているほか、既存戦力であるスペイン代表FWジエゴ・コスタの残留にも自信を示している模様だ。さらにルカクの獲得が実現すれば、攻撃陣に強力なメンバーを揃えることになる。