サイドバック起用の可能性が浮上しているMFミルナー [写真]=Liverpool FC via Getty Images
リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、イングランド代表MFジェームズ・ミルナーを暫定的に左サイドバックのポジションで起用することを考えているようだ。28日付けのイギリス紙『テレグラフ』が報じている。
スペイン代表DFアルベルト・モレノのパフォーマンスに満足していないクロップ監督は、左サイドバックの補強を検討しており、レスターに所属するUー20イングランド代表DFベン・チルウェルの獲得を目指して交渉を行っていた。しかし700万ポンド(約9億5000万円)のオファーはレスターによって断られ、リヴァプールはすでに獲得を断念しているという。
この状況から、左サイドバックのポジションにおけるクロップ監督の現状のファーストチョイスが、ミルナーになる可能性が浮上した。28日に行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップのチェルシー戦では実際に左サイドバックで起用されており、暫定的にミルナーがこの位置でプレーし続ける可能性があるようだ。
ミルナーは昨シーズン、マンチェスター・Cからリヴァプールに加入し、シーズン途中から就任した現指揮官であるクロップ監督のもとでも信頼を得ている。一方のモレノは昨シーズンのヨーロッパリーグ決勝戦でセビージャと対戦した際のパフォーマンスが酷評されており、指揮官もプレーに苛立ちを感じていたようだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト