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クロップ監督が“3度の遅刻”に激怒、サコを英へ強制追放「謹慎が必要」

2016.07.29

アメリカツアーからイングランドへ強制追放されたDFサコ [写真]=VI Images via Getty Images

 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、同クラブに所属するフランス代表DFママドゥ・サコを米国ツアーから追放し、強制帰国させた。イギリス紙『ガーディアン』が28日付で伝えている。

 現在アメリカでプレシーズンツアーを行なっているリヴァプールだが、ツアーに帯同している負傷中のサコが3度も集合時間に遅刻した模様。堪忍袋の緒を切らしたクロップ監督は、チームの士気に悪影響を与えかねないサコにツアーからの追放を命じたようだ。

 サコの態度について、クロップ監督は「真剣なものとは思えない。彼(サコ)は飛行機の搭乗時刻を逃し、ミーティングに遅刻し、食事の時間にも遅れたんだ。ここで新たな心持ちでチームを作るつもりだった。だから、彼がリヴァプールの自宅で謹慎することが必要だと考えている。8日後に帰国した際、このことについて話し合う予定だ」とコメントしている。

 続けて、「ただ、この処分は深刻なものではない。私たちには規則があり、それを守らなければならない。もし守れない者がいる場合、あるいは守れていないと私が感じた場合、それに対処しなければならないだけだ」と語り、サコとの間に感情的なしこりはないと強調している。

 さらに罰金処分を下す可能性について、クロップ監督は「私は人生で罰金処分を下したことはほとんどないんだ。選手といっしょに何が正しいかについて学んでいくことを望んでいる。どの集団にいても同じで、私は罰金を好まない。ただ、でたらめな罰金については面白いと思うこともあるよ。さあ払え、それでいいだろう、と。しかし間違いを犯した場合、罰金は何の助けにもならない」と話し、罰金処分が無意味であると主張している。

 米国のカリフォルニア州ローズボールで27日に行なわれたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)2016で、リヴァプールはチェルシーを相手に0-1で敗戦している。

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