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モウリーニョ監督、今季プレミアの指揮官で唯一システム変更なし

2015.03.15

チェルシーを率いるモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 今シーズンのプレミアリーグで、唯一チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督がフォーメーションを変更していないことが明らかとなった。プレミアリーグの記録を管理する統計会社『オプタ』のデータを基にイギリス紙『ガーディアン』が13日に報じている。

 チェルシーは、リーグ戦第28節まで終了した時点で、27試合(1試合未消化)を行い、19勝6分け2敗。首位キープを導いているモウリーニョ監督は、今シーズン開幕から一貫して[4-2-3-1]のフォーメーションを採用している。その他のクラブは、2~8のシステムを使用しており、現時点で同監督だけが変更を行っていないクラブとなっている。

 また、[4-2-3-1]のフォーメーションは、今シーズンのプレミアリーグで最も使用されており、全チームが試合開始時に同フォーメーションをとった合計回数は225を記録している。また、イングランド伝統のフラットな[4-4-2]が80回で2番目に多いフォーメーションとなった。

 最もフォーメーションを変更しているのは、レスターのナイジェル・ピアソン監督と、ハルのスティーヴ・ブルース監督で、それぞれ8種類のシステムを使っている。

 なお、マンチェスター・Uのルイ・ファン・ハール監督と、リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督が6種類のフォーメーション採用。日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンを率いるロナルド・クーマン監督は5種類、マンチェスター・Cのマヌエル・ペジェグリーニ監督とアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が3種類、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が2種類を使用している。

■プレミアリーグ、監督別の使用フォーメーション(一部)

▼モウリーニョ監督(チェルシー
4-2-3-1

▼ポチェッティーノ監督(トッテナム) 
4-2-3-1(26回)
4-4-2:フラット(2回)

▼ヴェンゲル監督(アーセナル
4-2-3-1(15回)
4-1-4-1(8回)
4-3-3(5回)

▼ペジェグリーニ監督(マンチェスター・C)
4-2-3-1(11回)
4-4-2:フラット(11回)
4-4-1-1(6回)

▼クーマン監督(サウサンプトン
4-3-3(15回)
4-2-3-1(10回)
3-4-3(1回)
4-4-2:ダイアモンド(1回)
5-4-1(1回)

▼ロジャーズ監督(リヴァプール
3-4-3(10回)
4-2-3-1(8回)
4-3-3(4回)
3-4-2-1(3回)
4-4-2:ダイヤモンド(2回)
3-5-1-1(1回)

▼ファン・ハール監督(マンチェスター・U)
4-4-2:ダイヤモンド(9回)
3-1-4-2(6回)
3-4-1-2(6回)
4-1-4-1(4回)
4-2-3-1(2回)
4-3-3(1回)

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