
マンチェスター・Uのデイヴィッド・モイーズ監督が、イングランド代表FWウェイン・ルーニーの退団の噂を否定した。クラブの公式HPが伝えている。
モイーズ監督は「ウェインと話をする機会があった」と明かすとともに、「彼を放出する気はないよ。彼はユナイテッドの選手で、それは今後も変わらない」と明言して、退団の噂を一蹴した。
モイーズ監督は、エヴァートンでルーニーを指導したこともあり、「私はウェインが16歳の頃から知っているし、既に何度か会って話をしている。非常に良い練習をしているし、グッドシェイプの状態だ。彼との仕事を心待ちにしている」とコメント。かつては、ルーニーの出版した自伝の中で批判されたことから名誉棄損を訴え、裁判に発展した過去を持つが、「彼には『以前起こったことはもう過去のことだ、ウェイン。これから一緒にやっていこう』と話した」と和解を強調した。
「彼の目はやる気に満ちていた。腰を据えて今後やるべきことをやってやろうと言っているように見えた。彼との仕事が楽しみだ。もう一度言っておくが、彼を放出する考えはない」
モイーズ監督は、2012-2013シーズンまでエヴァートンを指揮。2013-2014シーズンからマンチェスター・Uを率いる。