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レアル・ソシエダがEL無傷の5連勝! 先発の久保建英は左肩を痛めて前半のみで交代

2022.10.28

久保建英は前半のみのプレーに(撮影はラ・リーガ第11節バジャドリード戦) [写真]=Getty Images

 ヨーロッパリーグ(EL)・グループE第5節が27日に行われ、レアル・ソシエダ(スペイン)とオモニア・ニコシア(キプロス)が対戦した。

 今季のELで、レアル・ソシエダは9月8日に敵地で行われたマンチェスター・U(イングランド)との開幕戦を1-0で制した。その後はホームでのオモニア・ニコシア戦に続いてシェリフ(モルドバ)との連戦でも勝利を飾り、ここまで4連勝。グループステージ突破を決めている。マンチェスター・Uも開幕戦を落とした後から4連勝を飾っているため、この試合で首位通過を決めるためには他会場の結果も必要となる。それでも、最終節の“首位決戦”を優位な状況で迎えるために、勝利が必要不可欠なアウェイ戦だ。

 レアル・ソシエダは直近のラ・リーガ第11節バジャドリード戦(●0-1)からスターティングメンバーを6名変更。アシエル・イジャラメンディやロベルト・ナバーロらが先発に名を連ねた。久保建英は公式戦3試合連続のスタメン出場を飾り、最前線でジョン・カリカブルとコンビを組んでいる。

 試合は序盤からレアル・ソシエダのペースで進む。17分にはミケル・メリーノの浮き球パスが相手にカットされたボールを奪い返し、そのままフィニッシュまで持ち込む。この一撃は枠を外れた。その後もレアル・ソシエダが攻撃を繰り出す中、33分にはアクシデント。右サイドでボールを持った久保が左肩を痛め、ピッチ内に倒れ込んでしまった。結局、久保は治療を受けた後、ピッチに戻っている。

 レアル・ソシエダがシュート本数を増やしていく中、均衡が破れたのは前半終了間際だった。45+2分、最終ラインからボールを持ち運んだイゴール・スベルディアが左サイドに展開すると、流れていたイジャラメンディは右足で正確なクロスボールを供給する。最後にはナバーロがヘディングシュートを沈め、レアル・ソシエダが先手を取った。

 後半に入るとイマノル・アルグアシル監督はメンバーチェンジを決意。左肩を痛めていた久保、メリーノを下げ、パブロ・マリンとブライス・メンデスをピッチに送り出した。

 60分にはレアル・ソシエダが追加点を記録。自陣でのパス交換から右サイドにボールが渡ると、ブライス・メンデスがサイドチェンジのボールを送る。左サイド高い位置でこのボールを受けたナバーロは、細かいタッチでペナルティエリア内に侵入していく。フィニッシュまでは持ち込めなかったものの、1度奪われたボールを奪い返してマイナス方向へ。待っていたブライス・メンデスが左足で狙い澄ましたシュートを沈めた。

 試合はこのままタイムアップを迎え、レアル・ソシエダはELで無傷の5連勝を飾った。勝ち点を「15」に伸ばし、グループEの首位をキープしている。

 次節は11月3日に行われ、レアル・ソシエダはホームにマンチェスター・Uを迎える。一方、オモニア・ニコシアは敵地でのシェリフ戦に臨む予定だ。

【スコア】
オモニア・ニコシア 0-2 レアル・ソシエダ

【得点者】
0-1 45+2分 ロベルト・ナバーロ(レアル・ソシエダ
0-2 60分 ブライス・メンデス(レアル・ソシエダ

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By サッカーキング編集部

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