アーセナル対ケルンの試合開始時間が遅れることを知らせる電光掲示板 [写真]=Getty Images
UEFAヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第1節が14日に行われ、アーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムで日本代表FW大迫勇也の所属するケルンと対戦した。
試合は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表DFセアド・コラシナツ、チリ代表FWアレクシス・サンチェス、スペイン代表DFエクトル・ベジェリンが1得点ずつ記録し、アーセナルが3-1でケルンを下した。
しかし、試合開始前には観客トラブルでスタジアム場外は騒然。その影響により、試合開始が予定より1時間遅れたようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が14日に報じている。
トラブルの原因は、数千人のチケットを持たないケルンのサポーターがエミレーツ・スタジアムに押し寄せたため、チケットを持つサポーターがスタジアムに入ることができず、場外が大混雑、大混乱になったことのようだ。ケルンサポーターはアーセナルサポーターやロンドン警察と衝突した模様。当初、現地時間午後8時5分(日本時間15日午前4時5分)にキックオフの予定であったが、アーセナル側が「観客の安全」を理由に、試合開始を1時間遅れさせる対処を施し、午後9時5分(同午前5時5分)に試合は開始された。
数千人のチケットを持たないケルンのサポーターが押し寄せた原因は、約2万人のケルンのサポーターがロンドンに訪れたにも関わらず、アウェー用のチケットがわずか3000枚しか用意されていなかったからだという。
ロンドン警視庁は声明を出し、「4人を公務執行妨害で逮捕した」と発表している。
By サッカーキング編集部
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