ケルン戦中のアーセン・ヴェンゲル監督 [写真]=Getty Images
アーセナルは14日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1戦で、日本代表FW大迫勇也が所属しているケルンと対戦し、3-1で勝利した。同試合で逆転ゴールを記録し、勝利に貢献したチリ代表FWアレクシス・サンチェスについて、同クラブ率いるアーセン・ヴェンゲル監督が称賛のコメントを残している。イギリスメディア『スカイスポーツ』が14日に伝えている。
先発出場を果たしたA・サンチェスは1-1で迎えた67分、左サイド敵陣深くでボールを受けると、カットイン。ペナルティエリア左外までドリブルすると、ファーポストへ向け技ありのミドルシュートを直接叩き込み、逆転弾を決めたのだ。
試合後、ヴェンゲル監督は「サンチェスはサンチェスであり、非凡なサッカー選手だ」と語ると「後半に投入した(セアド・)コラシナツは私たちに多くを与えてくれたと思うが、それ以上に後半よりサンチェスを前線に押し上げてくれた。コラシナツがサンチェスより多くサポートしたため、サンチェスは前半よりかなり危険な選手になった」とサンチェスを称賛。同時にコラシナツのコンビネーションも称えた。
また、「前半のスタートは少し遅かったと思うし、コンビネーションも遅すぎたと思う。そしてその状況下で、得点されショックを受けたね。それからは、パニックを起こさず、試合をコントロールすることが重要だった。後半になると、私たちのチームはより良いバランスで、より良いチームになることができたと思う。後半からは我々のペースで一方通行だったね。それは単なる時間の問題だったかもしれないが、結果的に私たちは逆境を上手く打破したと思う」と試合を総括した。
アーセナルは17日、チェルシーとアウェイで対戦する。
By サッカーキング編集部
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