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アル・アハリがシアトルを撃破、レアルとの準決勝へ…アル・ヒラルは南米王者と激突/クラブW杯2回戦

2023.02.05

アル・アハリ(左)とアル・ヒラル(右)が準決勝へ進出 [写真]=Getty Images

 FIFAクラブワールドカップ2022の2回戦が4日に行われた。

 1回戦でオークランド・シティ(ニュージーランド)を下したアフリカ王者のアル・アハリ(エジプト)は、アメリカ勢初のクラブW杯出場を果たしたシアトル・サウンダーズと対戦。前半からチャンスを作ったのは、元ウルグアイ代表MFニコラス・ロデイロらを擁するシアトルだったが、得点はならず。対するアル・アハリは迎えた88分、敵陣でボールを奪いカウンターを仕掛けると、最後はエジプト代表MFモハメド・マグディのボレーシュートがDFに当たってゴールに吸い込まれた。これが劇的な決勝ゴールとなり、アル・アハリが準決勝への進出を決めた。

 2021年のアジア王者であるアル・ヒラル(サウジアラビア)は、ウィダード・カサブランカ(モロッコ)と対戦。試合はスコアレスで迎えた52分、ウィダードがCKからアユブ・エル・アムルドの得点で先制する。しかしウィダードが逃げ切るかに思われたアディショナルタイム、PKを獲得したアル・ヒラルは、モハメド・カンノが決めて土壇場で同点に。試合は延長戦を経てPK戦にもつれ込むと、アル・ヒラルが5-3でこのPK戦を制し、敵地で開催国王者を破った。

 準決勝では、シアトル・サウンダーズを下したアル・アハリが7日に欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)と、ウィダード・カサブランカを破ったアル・ヒラルが8日に南米王者のフラメンゴ(ブラジル)と対戦する。

 なお、クラブW杯は、2025年から32チーム参加型の4年周期開催が発表されている。そのため、今大会は従来の7チーム(6大陸連盟代表+開催地代表)によるノックアウトトーナメント方式としては最後の大会となる。

By サッカーキング編集部

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