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CLラウンド16で敗退…ラツィオ指揮官「誇りをもってこの大会を去る」

2021.03.18

インザーギ監督がコメント [写真]=Getty Images

 ラツィオのシモーネ・インザーギ監督がバイエルン戦後にコメントした。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ラツィオはチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でバイエルンと対戦。ファーストレグを1-4で落としセカンドレグでの巻き返しを誓うラツィオは序盤からセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチのヘディングシュートなど攻め立てる。しかし、先にネットを揺らしたのはバイエルンだった。31分、ロベルト・レヴァンドフスキがPKを着実に決めてバイエルンが先制。さらにエリック・マキシム・チュポ・モティングが冷静にゴールネットを揺らして追加点を挙げた。その後マルコ・パローロが一矢報いたがここでタイムアップ。2戦合計2-6で姿を消した。

 試合後インタビューに応じたインザーギ監督は「非常に難しいものだった」と語りつつ、「誇りをもってこの大会を去る」と語った。

「全体的には良いパフォーマンスだったと思う。グループリーグでも6試合すべて無敗だった。誇りを持ってこの大会を去るよ。後悔するとすればファーストレグだけど、ヨーロッパ、そして世界のチャンピオンを相手に、今夜はうまくできた」

「現時点では単純に敵わないチームがあることはわかっていた。バイエルンはその中の一つだね。我々の目標はベスト16に進出することだった。そして無敗で達成できた。このヨーロッパでの旅をとても誇りに思っているよ。バイエルンとの対戦はいつも非常に難しいものだ。そしてファーストレグでのミスがそれをさらに難しくさせた」

「こういったゲームではメンタリティが重要だと気付いた。バイエルンが2-1で迎えた終了4分前に、ダヴィド・アラバが、私が見ているベンチのすぐ近くでタックルしていた。あれは彼らの決意を示している」

「バイエルンは、誰もがあこがれる最大級のクラブだ。そのレベルに近づいたことは素晴らしい。だがラツィオは13年ぶりのCL復帰だったし20年ぶりの決勝トーナメントだということは忘れてはいけない。我々にとっては大きな一歩だ。今は継続性を身に着けて来年この舞台に戻ってくることを考えている」

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