フル出場を果たした南野拓実 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節が9日に行われ、リヴァプールとミッティランが対戦した。リヴァプールに所属するFW南野拓実は3トップの中央でフル出場を果たした。
すでにグループステージ首位通過を確定させているリヴァプールと最下位でのグループステージ敗退が決定しているミッティランの一戦となった。リヴァプールは右サイドバックで先発したトレント・アレクサンダー・アーノルドが初めてキャプテンマークを巻いた。
アウェイのリヴァプールが開始早々に試合を動かした。2分、モハメド・サラーが相手ディフェンダーのバックパスをカットし、GKと1対1となると、そのままシュートを決めて先制に成功した。リヴァプールは45分、サラーからパスを受けたディオゴ・ジョッタがペナルティエリア内に侵入し、左足を振り抜く。強烈なシュートはGKにセーブされた。
1点ビハインドで後半を迎えたミッティランは59分、ロングボールからアンダース・ドレイヤーが最終ラインの裏へ抜けてGKと1対1となると、交わそうとしたところを倒され、PKを獲得する。62分、これをアレクサンダー・ショルツが左に決め、同点とした。
後半に入り試合の主導権を握るミッティランは77分、ディフェンスラインの裏へ抜けたショルツがシュートを放つが、これはオフサイドの判定となった。ミッティランは86分に決定機を迎える。左サイドのCKからエリク・スヴィアチェンコがヘディングで合わせるが、GKの好セーブに阻まれた。
リヴァプールは89分、南野がサディオ・マネのヘディングシュートのこぼれ球を拾い、ゴールに押し込んだ。しかし、VAR判定の結果ハンドとなり、惜しくもゴールとはならなかった。試合はこのまま終了。サラーのゴールで先制したリヴァプールはミッティランにPKで追いつかれ、ドローで試合を終えた。
CL決勝トーナメントの組み合わせ抽選会は14日に行われる。
【スコア】
ミッティラン 1-1 リヴァプール
【得点者】
0-1 2分 モハメド・サラー(リヴァプール)
1-1 62分 アレクサンダー・ショルツ(PK/ミッティラン)
By サッカーキング編集部
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