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数字で見る今季のCL…最多得点、決定率が最も高いクラブ、ゴール関与数が最も多い選手は?

2019.11.05

グループステージ第3節終了時点の様々な数字を紹介 [写真]=Getty Images

 2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージは、5日と6日に各地で第4節が行われる。全6節で行われるグループステージは、すでに3節を消化。戦いはいよいよ後半戦へと突入する。

 開幕3試合を終えて全勝スタートを切ったのは、パリ・サンジェルマン、バイエルン、マンチェスター・Cの3チーム。一方、アタランタとレヴァークーゼンは3連敗と苦境に立たされている。各チームで明暗が分かれる中、決勝トーナメント進出をかけたサバイバルレースはさらに熱を帯びてくるだろう。

 欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』は、CLに関する様々なスタッツを公表しており、ここではグループステージ第3節終了時点の、クラブや選手にまつわる様々な数字を紹介する。

■最多得点クラブは?

バイエルン

[写真]=Getty Images

参加32チーム中、最も多くの得点を挙げているのはバイエルン。開幕3試合で13ゴールを記録。1試合平均4ゴール以上をたたき出している。第2節では、FWセルジュ・ニャブリが4ゴールを挙げる活躍を見せて、トッテナムに7-2と大勝。昨シーズンの準優勝チームを粉砕した。そのバイエルンに次ぐ得点数を誇るのが、FW南野拓実とFW奥川雅也が所属するザルツブルクだ。日本代表MF伊東純也が所属するヘンクとの開幕戦で6ゴールを挙げると、現王者リヴァプールからは3ゴール、ナポリからも2ゴールを奪ってみせた。ワースト3位タイの9失点を喫しているものの、その爆発力は目を見張るものがある。

■最少失点クラブは?

パリ・サンジェルマン

[写真]=Getty Images

ここまで唯一の無失点チームは、パリ・サンジェルマンだ。レアル・マドリードとのホーム初戦で3-0の完封勝利を収めると、ガラタサライには1-0、クラブ・ブルージュには5-0と、アウェイ2連戦でもクリーンシートを達成した。夏の移籍市場最終日にレアル・マドリードから加入したGKケイラー・ナバスが、守護神としてゴールマウスに君臨。DFチアゴ・シウヴァとDFプレスネル・キンペンベが組むセンターバックコンビも安定感抜群で、鉄壁の守備網を構築している。

■決定率が最も高いクラブは?

パリ・サンジェルマン

[写真]=Getty Images

パリ・サンジェルマンは守備だけでなく、攻撃でも高いパフォーマンスを披露している。シュート決定率は32チーム中トップの23%を記録。39本のシュートを放ち、9ゴールを奪っている。一方、ゴールが遠いのがレアル・マドリードだ。彼らは32チーム中2番目に多い63本のシュートを記録するも、ここまで3得点。シュート決定率は、ワースト5位となる5%だ。ここまで1勝1分け1敗と波に乗り切れないのは、決定力の低さにありそうだ。

■パス成功数が最も多いクラブは?

レヴァークーゼン

[写真]=Getty Images

リヴァプールやマンチェスター・Cを上回って、最多のパス成功数を誇るのがレヴァークーゼン。第3節を終えて、1917本のパスをつないでいる。1試合平均のボール支配率も59%と、バルセロナと並ぶ4位タイ。ポゼッション重視のスタイルは徹底されている。しかし、ロコモティフ・モスクワ、ユヴェントス、アトレティコ・マドリードを相手に開幕3連敗。また、3試合で1ゴールと効率の悪さは否めない。パス本数の多さやボール支配率の高さが勝利に直結するわけではないことを物語っている。

■ゴール関与数が最も多い選手は?

ハーランド、スターリング

[写真]=Getty Images

ゴール数とアシスト数を合算した「得点関与数」でトップの座を分け合うのが、ザルツブルクのFWアーリング・ハーランドとマンチェスター・CのFWラヒーム・スターリングだ。両者共にここまで6ゴールに関与している。ハーランドはCLデビューからの3試合で6ゴールをマーク。バイエルンのFWロベルト・レヴァンドフスキ(5得点)を上回って、得点ランキングのトップに立っている。対するスターリングは、第3節アタランタ戦でハットトリックを達成するなど、4ゴールを記録。加えてチーム2位タイの2アシストを挙げており、開幕3連勝に大きく貢献している。

■最もファウルを受けている選手は?

フアン・クアドラード

[写真]=Getty Images

第3節を終えて被ファウル数が最も多いのは、ユヴェントスのMFフアン・クアドラード。右ウイングや右サイドバックとして、ここまでの全3試合に出場し、14回のファウルを受けている。一方で、イエローカードを3枚もらっており、これはクラブ・ブルージュのMFルート・フォルマーと並んで最多。右サイドで激しく上下動を繰り返して、攻守に奮闘している様子がうかがえる。

■走行距離が最も長い選手は?

トマーシュ・ソーチェク

(右)ソーチェク [写真]=Getty Images

欧州最高峰の舞台で最も走っている選手は、スラヴィア・プラハに所属するMFトマーシュ・ソーチェクだ。ここまで3試合にフル出場して、37.6キロメートルを走破した。対戦する相手がインテル、ドルトムント、バルセロナと強豪ばかりのため、走る量も必然的に多くなったと考えられる。そして、走行距離ランキングで6位に入ったのが南野拓実だ。ここまで3試合連続フル出場を果たし、35.4キロメートルを走破。さらに1ゴール3アシストを記録するなど、その活躍ぶりは数字でも証明されている。ただし、チームは1勝2敗でグループ3位。5日に行われるナポリ戦は決勝トーナメント進出をかけた大一番となるため、南野にはさらなる活躍が期待される。

(記事/Footmedia)

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