CLオリンピアコス戦を控えるトッテナムのポチェッティーノ監督 [写真]=Getty Images
トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、18日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節オリンピアコス戦の前日会見に臨んだ。17日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
トッテナムは昨季、クラブ史上初めてCL決勝に進出。ワンダ・メトロポリターノ(アトレティコ・マドリードの本拠地)で行われた決勝戦はリヴァプールに0-2で敗れたが、ポチェッティーノ監督体制の集大成とも呼べる1年になった。
昨季のファイナルを振り返ったポチェッティーノ監督は、「マドリードでのファイナルから長い時間があった。正直なところ、夏の間は長いこと物思いにふけっていたよ。決勝で負けることはいつだって辛いものだ。感情を押し殺すことができないからね」と、あと一歩でビッグイヤーに届かなかった悔しさを引きずっていたことを認めた。
そんな同監督は、「今シーズンのイスタンブールでの決勝戦に進出する候補に(トッテナムを)挙げる人は誰もいない。でも、それは当然のことだ。そのことは、私たちがCLを勝ち進む上でとても刺激になるんだ」と語り、今季のCLもあくまで“挑戦者”として臨むつもりだとした。
トッテナムは開幕節、オリンピアコスとアウェイで対戦。フアン・フォイスやジオヴァニ・ロ・チェルソらが欠場する一方で、ダビンソン・サンチェスが復帰し、17歳のトロイ・パロットも帯同メンバーに含まれた。ポチェッティーノ監督は、“リスペクト”を持って戦うことを宣言しつつ、4-0で勝利したプレミアリーグ第5節のクリスタル・パレス戦からメンバーを入れ替えることも示唆している。
「私たちは昨年のファイナリストだ。当然、この段階でオリンピアコスと対戦することは、私たちを(ブックメーカーのオッズで)人気にするだろう。(アウェイのオリンピアコス戦は)難しい雰囲気の下で行われるはずだ。私は対戦相手をリスペクトするし、試合開始から人気である理由を示す必要がある」
「私たちは様々な理由から、(スタメンに)いくつかの変更を行う予定だ。しかし、目を向けるべきなのはパフォーマンスとその質だよ」
CLグループステージ第1節オリンピアコス対トッテナム戦は、日本時間18日25時55分(19日1時55分)にキックオフを迎える。