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UEFA、今季のCL準々決勝からVAR導入を検討…懸念点は物流や人員か

2018.08.23

W杯で注目を集めたVAR [写真]=Getty Images

 欧州サッカー連盟(UEFA)が、今シーズンからチャンピオンズリーグ(CL)でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入を検討しているという。イギリスメディア『スカイスポーツ』が22日に伝えている。

 2018 FIFA ワールドカップ ロシアでも多くの注目を集めたVAR。試合進行の問題などから賛否両論ありながらも、誤審が減ったことを踏まえ、UEFAはCL決勝トーナメントの準々決勝以降からのVAR導入を検討しているようだ。

 来週にモナコで行われる大会実施委員会で提言される予定で、来月末のUEFA常任理事会で最終決定する見通しだ。

 UEFAはVAR導入について次のような声明を発表。予選では1日で最大8試合が行われるため、VARに関わる人員や物流を懸念とした一方、導入を1日1試合しか行わない準々決勝以降に限定することで、この課題はクリアされる見通しだという。

「UEFAは常にコンペティションを改善する方法を模索しており、VARの導入を綿密に検討している」

「ただ、VARの導入にはまだいくつかの不確実性がある。観客を含めて、適用範囲、技術サポートのすべてが明確であり、十分に実証されていることが非常に重要だと考えている」

「欧州規模でのVARの導入は、運営、物流、人員の面で多くの懸念があるが、この点については、必要なソリューションとリソースを慎重に検討する必要がある」

「チャンピオンズリーグの準々決勝からVARを使用することで、人員を予選ほど投入する必要がないという解決策があると見ている」

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By サッカーキング編集部

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