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元独代表バラック氏「ブンデスとプレミアの差は大きい」…育成面について指摘も

2018.02.20

ブンデス、プレミア両リーグでプレー経験のあるバラック氏 [写真]=Getty Images

  元ドイツ代表MFミヒャエル・バラック氏がドイツ誌『kicker』に対し、チャンピオンズリーグ(CL)での戦いを通して、ブンデスリーガとプレミアリーグの間にレベルの差があることを痛感していると語った。

 今シーズンのCL本戦には、ブンデスリーガからはバイエルン、ライプツィヒ、ドルトムント、プレミアリーグからはマンチェスター・U、チェルシー、リヴァプール、マンチェスター・C、トッテナムが出場。イングランド勢は好調を維持し、全5クラブが決勝トーナメントに駒を進めたのに対し、ドイツ勢はMF香川真司の所属するドルトムント、そしてライプツィヒもグループステージで姿を消し、決勝トーナメントに進出したのはバイエルンのみとなった。

 バラック氏は現役時代に、カイザースラウテルン、レヴァークーゼン、バイエルンなどのブンデスリーガクラブ以外に、チェルシーでプレーした経験を持つが、当時から両リーグの間のレベルの差を感じていたという。

 2010-11シーズン、2011-12シーズンにはドルトムントがリーグ連覇を達成し、“バイエルン一強”の時代が終わりつつあると見られていたが、その後はバイエルンが5連覇を達成。今シーズンのブンデスリーガでも2位ドルトムントと勝ち点19差で、首位を快走しており、再び差が開いていると感じているようだ。

「ブンデスリーガではバイエルンに注目しているよ。その他のチームとの間にはやはり差がある。数年前にはドルトムントのようなチームが、その差を埋めるのではと感じていたが、また差が開いてしまったように思う」

「プレミアリーグは色んな物事を考えるうえで、指標になる存在。両リーグの間のクオリティに大きな差がある」

 さらにバラック氏は近年の育成環境において、個々の選手のデータが重視されすぎる傾向にあることも指摘した。

「最近は全てデータ化されている。スピード、睡眠時間、食生活、カラダの反応…全てが数字化され過ぎている。選手本人にはどうしようもできないことも多いのに、全てはこのデータによって判断される。ちょっと狂気じみていると感じているよ」

 また、同氏はコーチ陣についても言及。「指導者側もよく勉強し、モチベーション高く取り組んでいる人ばかりだが、トップレベルで仕事をした経験がない人が多いのも事実。つまり、ユース年代にとっては、トップレベルでプレーした元選手に何かを教わることがすごく重要になると思う。僕も役に立ちたい」と続け、指導者への夢も口にした。

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