バイエルン戦を終えて心境を明かしたドラクスラー(中央) [写真]=Getty Images
5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節(最終節)で、パリ・サンジェルマンはバイエルンと対戦。敵地で1-3と敗れた。試合後、パリ・サンジェルマンのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーが完敗を認めている。6日付のドイツメディア『スポーツビルト』が伝えた。
「試合前に計画していたことをしっかりとできていたので、相手に全くカウンターの機会を与えなかった」とユップ・ハインケス監督が胸を張ったように、パリ・サンジェルマン戦のバイエルンは元フランス代表MFフランク・リベリーやコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスといったアタッカー陣も守備に奔走。組織的な守備でパリ・サンジェルマンの攻撃陣を封じることに成功した。
一方、バイエルンは攻撃においても決定力の高さを披露。3ゴールを記録し、グループステージ第2節(0-3で敗戦)のリベンジを果たした。
敗れたパリ・サンジェルマンの選手たちにも、バイエルンのプレーは強く印象に残ったようだ。試合後、ドラクスラーは「自分たちにもチャンスは何回かあったけど、バイエルンのほうが今日は勝利に値するよ。彼らはとても良いプレーを見せていた。以前と変わらず今も欧州のベストチームの一つだ」とコメントし、バイエルンの戦いぶりを称えている。
CL決勝トーナメントの組み合わせ抽選会は、11日にスイスのニヨンで行われる。グループステージ2位通過のバイエルンは他グループの1位チームと対戦することになるが、完全に調子を取り戻したドイツ王者との激突は、どのチームとしては避けたいところかもしれない。
(記事/Footmedia)