チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節1日目が行われた [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節の1日目(グループA~D)が10月31日に各地で行われた。
グループAでは、首位のマンチェスター・Uが最下位のベンフィカと対戦し、相手の18歳GKミル・スヴィラールのオウンゴールとDFデイリー・ブリントのPKにより、2-0で無傷の4連勝を達成した。しかし、3位のCSKAモスクワが2位のバーゼルに2-1で勝利し、両者が勝ち点「6」で並んだため、マンチェスター・Uは同「12」に伸ばしたものの、グループステージ突破は次節以降にお預けとなった。
グループBでは、首位のパリ・サンジェルマン(PSG)がDFレイヴァン・クルザワのハットトリックなどで、最下位のアンデルレヒトに5-0で完勝し、開幕4連勝を飾った。3位のセルティックと対戦した2位のバイエルンは、22分にFWキングスレイ・コマンがゴールキックを先制点につなげると、74分に追い付かれたものの、直後の77分にMFハビ・マルティネスがヘディングシュートを叩き込み、2-1で勝利した。
この結果、勝ち点「12」に伸ばしたPSGは、残り2試合で3位セルティックとの勝ち点差が「9」となり、2位以上確定で決勝トーナメント進出が決定。バイエルンも、勝ち点で並ぶ可能性のあるセルティックにはすでに連勝しているため、グループステージ突破が決まった。
グループCでは2位のローマと首位のチェルシーが激突。前節は3-3の引き分けに終わったが、今節はローマが開始わずか36秒でFWステファン・エル・シャーラウィのゴールで先制。さらに36分にもエル・シャーラウィが追加点を挙げると、63分にMFディエゴ・ペロッティが強烈ミドルを突き刺し、勝負あり。3-0で勝利し、首位浮上を果たした。一方、アトレティコ・マドリードはグループステージ初出場のカラバフと2試合連続の引き分けに終わり、CL4試合未勝利となった。
グループDでは、首位のバルセロナが敵地で最下位のオリンピアコスとスコアレスドローで、開幕4連勝を逃した。2位のユヴェントスも敵地で3位のスポルティングと1-1のドローで終わった。
■CL・GS第4節(A~D組)
▼グループA
バーゼル 1-2 CSKAモスクワ
マンチェスター・U 2-0 ベンフィカ
▼グループB
セルティック 1-2 バイエルン
パリ・サンジェルマン 5-0 アンデルレヒト
▼グループC
アトレティコ・マドリード 1-1 カラバフ
ローマ 3-0 チェルシー
▼グループD
スポルティング 1-1 ユヴェントス
オリンピアコス 0-0 バルセロナ
■CL・GS第4節順位(A~D組)(☆=決勝トーナメント進出決定)
▼グループA
1位 マンチェスター・U(勝ち点12/得失点差9)
2位 バーゼル(勝ち点6/得失点差3)
3位 CSKAモスクワ(勝ち点6/得失点差-3)
4位 ベンフィカ(勝ち点0/得失点差-9)
▼グループB
1位 パリ・サンジェルマン(勝ち点12/得失点差17)☆
2位 バイエルン(勝ち点9/得失点差4)☆
3位 セルティック(勝ち点3/得失点差-6)
4位 アンデルレヒト(勝ち点0/得失点差-15)
▼グループC
1位 ローマ(勝ち点8/得失点差4)
2位 チェルシー(勝ち点7/得失点差4)
3位 アトレティコ・マドリード(勝ち点3/得失点差-1)
4位 カラバフ(勝ち点2/得失点差-7)
▼グループD
1位 バルセロナ(勝ち点10/得失点差6)
2位 ユヴェントス(勝ち点7/得失点差0)
3位 スポルティング(勝ち点4/得失点差-1)
4位 オリンピアコス(勝ち点1/得失点差-5)
■CL・GS第5節対戦カード(11月22日)
▼グループA
CSKAモスクワ vs ベンフィカ
バーゼル vs マンチェスター・U
▼グループB
パリ・サンジェルマン vs セルティック
アンデルレヒト vs バイエルン
▼グループC
カラバフ vs チェルシー
アトレティコ・マドリード vs ローマ
▼グループD
スポルティング vs オリンピアコス
ユヴェントス vs バルセロナ