パリSG移籍を後悔していると報じられたネイマール [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節のアンデルレヒト戦に向けた前日会見に臨んだパリ・サンジェルマンのウナイ・エメリ監督が、ブラジル代表FWネイマールに関する報道の内容を否定した。30日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
バルセロナのテレビ局『ベテベ』の番組内で報じられたところでは、ネイマールがパリ・サンジェルマンに馴染めず、エメリ監督の指導方法にも不満を持っているという。同選手はバルセロナからの移籍を後悔していると、周囲からの情報として紹介されていた。
しかし、会見の場でネイマールについて尋ねられたエメリ監督は、「彼は我々と契約を交わした時、パリ・サンジェルマンの一員としてプレーすることに対する願望とモチベーションを示していた」と語り、あくまでも同選手の希望で移籍が実現したと強調。また、「多くのタレントを揃えているチームに適応するために必要な素質と時間が彼にはある」とも付け加え、時間の経過とともにチームに溶け込んでいけるとの考えを明かした。
「もっと成長し、今よりも高いレベルに到達するという野心を彼は持ち続けている。そして、個人技やコンビネーションによってゴールを重ねることでそれを達成していくことだろう」として、ネイマールのさらなる飛躍に期待を寄せたエメリ監督。少々の噂では信頼が揺らぐことはなさそうだ。
(記事/Footmedia)
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