フル出場の香川真司。地元紙の評価は厳しい内容となった [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節が18日に行われ、グループFでは日本代表MF香川真司のドルトムント(ドイツ)が敵地でスポルティング(ポルトガル)と対戦。ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンとドイツ代表MFユリアン・ヴァイクルのゴールで2-1と競り勝ち、2勝1分けでグループ首位を守った。
今シーズンのCL初先発初出場となった香川はフル出場を果たしたが、ドイツメディアからの評価は伸びなかった。地元紙『Ruhr Nachrichten』は香川に対して、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、U-21ドイツ代表MFフェリックス・パスラックとともにチーム最低点となる「4」点をつけた(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)。
寸評では「8月27日のブンデスリーガ開幕節以来の先発出場も、(途中出場した14日のブンデスリーガ第7節)ヘルタ(ベルリン)戦のような、今後に影響を与えるようなアピールはできなかった。結果的に、平均を下回る内容だった」と、チャンスを活かせなかったことが指摘された。レギュラー落ちという立場は簡単には変わらないとの見方が示されている。
また、地元紙『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』の採点も「4」点。パスラックに「5」がついたことで、チームワーストこそ免れたものの、「攻撃ではほとんど消えていた。チャンスを活かせず」と『Ruhr Nachrichten』と同様の厳しい指摘がなされた。レギュラー返り咲きにつながるようなパフォーマンスには程遠かったと記されている。
ドルトムントは次戦、22日にブンデスリーガ第8節でインゴルシュタットと対戦する。
By サッカーキング編集部
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