得意のヘッドで先制点を奪ったスリマニ(中央) [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節が27日に行われ、グループGでは日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター(イングランド)とポルト(ポルトガル)が対戦した。
CL初出場のレスターは第1節でクラブ・ブルージュ(ベルギー)と対戦。3-0の快勝を収め、歴史的初勝利を手にした。ホームで迎えるこの試合でもきっちりと勝ち点3を確保し、連勝を飾りたいところだ。岡崎はこの試合でもベンチスタートとなり、2トップにはFWイスラム・スリマニとFWジェイミー・ヴァーディが入った。
一方、ポルトはホームでコペンハーゲン(デンマーク)とドロー。グループステージ突破に向けて負けられない戦いとなる。スタメンにはMFダニーロ・ペレイラやFWアンドレ・シルヴァらが入ったが、MFエクトル・エレーラとFWヘスス・コロナはベンチスタートとなった。
試合は序盤からホームのレスターが積極的に攻め込むと25分に先制点を奪う。左サイドのマーク・オルブライトンから大きなサイドチェンジのボールが入ると、右サイドのリヤド・マフレズが切り返しから左足クロスを供給する。ニアサイドのヴァーディは触れられなかったが、ファーサイドのスリマニがダイビングヘッドで押し込み、ネットを揺らした。
追いつきたいポルトは35分にエリア正面やや左の位置でFKのチャンスを獲得。ミゲル・ラジュンが右足で直接狙ったが、惜しくもサイドネットに外れてしまった。このままレスターがリードしてハーフタイムを迎える。
まずは追いつきたいポルト。63分にエレーラとディオゴ・ジョッタを投入し、同点ゴールを目指す。75分にはエレーラがミドルシュートで相手ゴールを脅かしたが、ここはGKカスパー・シュマイケルが反応してCKに逃れた。78分にはさらにコロナを投入。10分以上を残して交代枠を使い切る。84分にはゴール前のこぼれ球を拾ったコロナのボレーシュートが右ポストを直撃。決定機も得点につながらない。
結局、レスターは最後まで1点を守りきり、2連勝をホーム初勝利で飾った。なお、岡崎に出場機会はなかった。
10月18日に行われる第3節で、レスターはホームでコペンハーゲンと、ポルトは敵地でクラブ・ブルージュと対戦する。
【得点者】
1-0 24分 イスラム・スリマニ(レスター)