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CL、2018-19シーズンから出場枠変更 イタリアも4クラブ参戦か

2016.08.27

チャンピオンズリーグの大会方式変更が決定した [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)出場枠に関して、2018-19シーズンから変更が施されることが正式に決定した。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』が26日に発表している。

 UEFAによると、2018-19シーズン、2019-20シーズン、2020-21シーズンの3大会に関して新たな形式を採用することが決定。現行のシステムとは7つの点で変更がなされるという。

 7つのうち、最も大きな変更点として挙げられるのは出場枠の改定である。CL本大会が32チームという形式は変わらないものの、ランキング上位4カ国のリーグでトップ4に入ったチームが、直接グループステージ出場となることとなった。

 現在のところ、上位4カ国はスペイン、ドイツ、イングランド、イタリアとなっており、ポイントで5位のフランスを大きく引き離している。そのため、2016-17シーズンは2クラブのみの出場となったセリエA勢も4クラブ参戦の可能性が高まった。また、今大会におけるマンチェスター・CやボルシアMGのようなリーグ4位クラブも、プレーオフを戦うことなく本戦へ出場できることとなる。

マンチェスター・Cはプレーオフを制してCL本戦出場権を手にした [写真]=Getty Images

マンチェスター・Cはプレーオフを制してCL本戦出場権を手にした [写真]=Getty Images

 その他、ヨーロッパリーグ(EL)を優勝したクラブが、自動的に翌シーズンのCL本大会出場権を得られることとなった。また、分配金についても大幅な増額が決定。配分は大会での結果をより重視することとなった。

 さらに、クラブランキング算出の際の係数計算方法も変更。各クラブは所属リーグを考慮されず、自らの成績のみで評価されるほか、各大会における歴代優勝経験もポイントに加えられることとなった。アクセスリストに関する詳細は、今年中に発表される。

 一方、CLプレーオフに関しては変更しない方針となった。様々な国のクラブが参加できる環境を提供するため、現行方式と同様に国内王者と国内上位チームの2ルートが用意される。

By サッカーキング編集部

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