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2試合で3選手が退場 CLプレーオフ敗退のローマ指揮官「信じられない」

2016.08.24

デ・ロッシ(左)など2選手が退場したローマ。スパレッティ監督(右)が敗戦を振り返った [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)プレーオフのセカンドレグが23日に行われ、ローマポルトが対戦。ローマはホームで0-3と完敗を喫し、2試合合計1-4でプレーオフ敗退が決まった。

 試合後、ローマのルチアーノ・スパレッティ監督がイタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じ、「重要な試合に敗れてしまった」とコメントした。

 チャンピオンズリーグ本戦出場権を逃したスパレッティ監督は「重要な試合に敗れてしまった。秩序を築き上げる中で、大きな困難を招いてしまった。どうしてこのような結果に終わったのか、ここに到達するまでの努力を考えると、消化することが難しい結果だ」と落胆している様子で、以下のように続けた。

「我々はスタート(の方法)を誤ってしまった。ボールをキープしている時のことだ。試合が正しい道に沿って進んでいくのかどうか、私は気にかけていた。それができず、すぐにリードを奪った相手が素晴らしかった。そして、再びスタートを切るために立て直す時には10人になっていた」

 ローマは開始8分で先制ゴールを許し、38分にはイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシがレッドカードで一発退場となった。さらに後半立ち上がりの50分にもブラジル人DFエメルソン・パルミエリがレッドカードで退場に。2人を欠いて9人での戦いを強いられ、ホームで完敗を喫した。ローマはファーストレグでもベルギー代表DFトーマス・ヴェルマーレンが退場処分を受けており、プレーオフ2試合で計3人の退場者を出した。

 スパレッティ監督は「2試合で3枚のレッドカードを受けるようでは難しい。昨シーズンは、累積警告で退場を命じられた1試合を除き、我々はいつも11人で試合を終えていた。それが我々の特性の一つだったんだ。今日の試合とファーストレグで何が起きたのか理解できない。我々はもっと冷静にプレーしなければならなかった」と話し、2試合で3人の退場者が出たことは信じがたいと語っている。

 グループステージへ駒を進めることができなかったローマ。次戦は28日、セリエA第2節でカリアリとのアウェーゲームに臨む。

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