先制ゴールを決めたナチョ・フェルナンデス [写真]=Real Madrid via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節が3日に行われ、レアル・マドリードとパリ・サンジェルマンが対戦した。
ともに2連勝で迎えた前節、パリ・サンジェルマンのホームで行われた試合は0-0のスコアレスドローに終わった。レアル・マドリードは今節、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがベンチ入り。一方、パリ・サンジェルマンは古巣対決となるアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアらがスタメンに名を連ねた。
試合は0-0で迎えた14分、パリ・サンジェルマンにアクシデントが発生する。マルコ・ヴェッラッティが左足を痛め、直後の17分にアドリアン・ラビオとの交代を強いられた。
パリ・サンジェルマンは22分、左サイドのマクスウェルがグラウンダーのクロスを送ると、エリア内でパスを受けたズラタン・イブラヒモヴィッチがワントラップから右足シュート。しかし、ここはわずかに枠の右に外れた。
レアル・マドリードは33分にマルセロが負傷。ナチョ・フェルナンデスが緊急出場となった。すると35分、ゴール前でトニ・クロースがミドルシュートを放つと、チアゴ・シウヴァがこれを右足でブロック。ボールは浮きあがってエリア左にこぼれると、これを拾ったナチョがダイレクトで折り返す。ややミスキックとなったボールはゴール右に決まり、レアル・マドリードが先制する。
先制を許したパリ・サンジェルマンは37分、左サイドのエディンソン・カバーニが右足でクロスを入れると、エリア手前でボールを受けたラビオがワントラップからボレーシュート。しかし、ここは左ポストに弾かれてしまった。前半アディショナルタイム4分にもチャンス。右サイドのディ・マリアが前線にスルーパスを送ると、ゴール前のカバーニがGKと一対一になったが、シュートミスでチャンスを潰してしまった。このまま1-0で前半終了を迎えた。
後半立ち上がりの55分、レアル・マドリードがチャンスを作る。ゴール前でこぼれ球を拾ったクロースが落としたボールを、イスコが右足ミドルシュート。ボールはダヴィド・ルイスの頭に当ってコースが変わったが、GKケヴィン・トラップがなんとか弾き出した。
パリ・サンジェルマンは何度もチャンスを作ったが、同点ゴールを奪うことができない。78分、右CKを獲得するとディ・マリアが左足で直接狙ったが、ボールは右ポストに当たり、ゴールとはならない。89分にはエリア手前ほぼ正面でFKを獲得。ここもキッカーのディ・マリアが直接狙ったが、クロスバーを叩いてしまう。
このまま1-0でレアル・マドリードがパリ・サンジェルマンを下した。これで3勝1分けの勝点10としたレアル・マドリードが決勝トーナメント進出を決めた。
次節、レアル・マドリードはシャフタールと、パリ・サンジェルマンはマルメとそれぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
レアル・マドリード 1-0 パリ・サンジェルマン
【得点者】
1-0 35分 ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリード)
By サッカーキング編集部
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