ウォルコットのヘディングをセーブしたノイアー [写真]=Getty Images
元日本代表DFの都並敏史氏が10月23日深夜放送の日本テレビ『UEFAチャンピオンズリーグハイライト』に出演。グループステージ第3節の好カード、アーセナル対バイエルンとパリ・サンジェルマン対レアル・マドリードの2試合を解説した。
両GKが好セーブを連発したアーセナルとバイエルンでは、33分のシーンに注目。アーセナルがサイドから好機を作り、ゴール前でFWテオ・ウォルコットが頭で合わせる。決定機をバイエルンのGKマヌエル・ノイアーが素早い反応でワンハンドセーブ。「とんでもないセーブだね。普通は手が押し負ける。反応が早いけど、手がすごい」と都並氏は感嘆の声を上げた。
77分、MFサンティ・カソルラのFKから途中出場のFWオリヴィエ・ジルーが合わせてアーセナルが先制。GKノイアーは飛び出してパンチングでクリアをしようとしたが、ボールに触れることができずに失点を喫した。「(ノイアーは)調子が良かっただけに、やり過ぎてしまった。触れると思ったんだろうけど」と話した。
試合は終了間際にアーセナルが追加点を奪い、今大会初勝利を手にしている。
ともに世界屈指のタレントをそろえるパリSGとレアル・マドリードの一戦は、スコアレスドローで終了。得点は生まれなかったが、随所で披露されたワールドクラスのプレーに都並氏は注目した。
26分、レアル・マドリードのMFトニ・クロースが好機を創出したシーンは「ミドルシュートを打つかのようなステップからのスルーパス。見事だね」。35分、FWクリスティアーノ・ロナウドがシュートを放った局面は「ロナウドは体勢が悪くても、ヘディングを叩きつけられる」と高いフィジカルを称えた。51分のC・ロナウドのFKの場面、強烈なシュートが壁に入っていたパリSGのFWズラタン・イブラヒモヴィッチの頭に直撃。「こんなに動じないのは、体は珍しいよね。普通は、ちょっと避けるよ」と驚きの声を上げた。
『UEFAチャンピオンズリーグハイライト』は、BS日テレで10月26日(月)24時から、「日テレ無料」での見逃し配信は10月24日(土)15時から一週間限定で視聴可能となっている。グループリーグ第4節のハイライトは、11月6日(金)深夜に放送予定。
By サッカーキング編集部
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