10月21日のバイエルン戦に出場したローマMFデ・ロッシ [写真]=Getty Images
ローマは、10日に行われるチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でマンチェスター・Cと対戦する。ローマに所属するイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが9日の前日会見に応じた。イタリア紙『コッリエーレ・デッロ・スポルト』が会見の内容を伝えている。
ローマの属するグループEは、バイエルンが勝ち抜けを決めている以外、3チームが勝ち点5で並んでいる。そのため、今節は決勝トーナメント進出のため、どのチームも勝ち点3が欲しい大一番となった。
デ・ロッシは「(第5節の)CSKAモスクワ戦での引き分けは、精神的な面で、ネガティブな価値のないものだった。マンチェスター・Cがバイエルンに勝ったことを考えると、順位的にはあまり変わっていない。ただ、CSKAモスクワ戦は、あと1分、いや20秒で勝利を手繰り寄せることができた試合だった。もし勝っていれば、最後のマンチェスター・C戦で、引き分けでも勝ち抜けることが可能となっていた」と語り、第5節での痛恨の引き分けを嘆いた。
また、同選手は「我々はもう一度、夢を追いかけなければいけない。今という今は、まだ決勝トーナメント進出が手の届くところにあるのだからね。このグループは、最終節でまだグループリーグ突破を決めることができる。まさに、それは大会が始まった時の夢だった」と語り、第5節で失態を演じたが、まだ決勝トーナメント進出が可能であることを強調している。